社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

怪談心中

もうすっかり新コロも終わった!てなノリでクソいお笑い番組のネタにされたりするようになったが。
「お笑いに出来て良かったね」と言うには未だ早いと思う。
アクリル板だって未だ受付に残してるとこあるもんね。
で、番組じゃなくCMや人様の反応を受けて批判的な人に対して批判的な人もあるんだけどさ、同じくCMやキリトリ、人様の反応を受けて「もう過去の話」「新コロ対策ばかじゃね」って言う奴もおるからな・・・そういう意味でも人類には未だ早い。

「怪談心中」(丸山政也/竹書房怪談文庫)読んだ。
怖いので書影無しです。
「信州怪談」の方である。他にも色んなとこで書いてはる。
こういう調子の文章と怖さが好きかも。

・ベースの弦
ベースの弦が切れるって余程だよね・・・しかし一体何故。
売り払った先でまた切れたとしたら、もう此の方には解らないよね。
・・・と考えたら怖くなった。
・スイカ割り
イカ割りと称してしばく話かと思って読んでた・・・其れじゃヒトコワである。
・顔
心霊現象を否定してきた人が亡くなった後に姿が目撃される話。
だとすると何でまた出てきはったんやろね。
・ループ
亡くなった猫の代わりに次の猫がやってくる、或いは毛皮を変えてやってくるという話は時々聞く。
こういうのもNNN的なもんなんだろうか。
余程此の方の元にやってきたかったのかな。
・割り込み
”存在しない人”の割り込みが見えてしまう話。
新コロに罹患した後で見るようになってしまった気が・・・と仰るが、地味に”あるある”だったら厭だ。