社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないので、はてブボタンは設置してません。

流浪の月

「流浪の月」(凪良ゆう/東京創元社)読んだ。

流浪の月

流浪の月

満を持して読んだ。
腹括って読まねばならぬ、と思っていた。

序盤、読むのがめためたしんどい。
更紗の大好きな、いつまでも続いて欲しい生活が壊れ、好きな事を制限されても性的虐待されても耐えなきゃいけなくて、漸く逃れてもまた一瞬で壊れてしまう。
文も自分自身について悩んでいる事も其れ自体も理解されない、されないまま蔑まれて生きざるを得なかった。
誰にも理解されない上に、違う、厭な形のストーリーを押し込まれて可哀想可哀想酷い変態と言われ続ける訳で。

決して解決する訳ではない、お母さんに再会するとか当時の警察関係者が一言「済まなかった」と言うとか、全く無い。
ずっと続くまま、これからも続く事は想像出来てしまう。いやあああああってなる。
でも、読み終わって「ほっ」とするのは何故だろう。落ち着くところに落ち着いたな、という。全然そうじゃないのに。

本当の事なんて当人が知っていたらよい事なのに、全く関係ない人が知って、解った事にならなきゃいけないのは何故だろうね。
“知る”とは或る意味快楽だ、だから知りたくなるのは解る。
(そういう観点だと、この物語を読むのだって快楽塗れなんだ)
だけど当人が否定しても一度“解った事”、それもなるたけ世間様の“そういうもん”にそった形になった其れを変えられないのは何故だろう。
自分が解り得ない範疇は存在しないのか、できないのか。
恐らく2人の関係は“愛”なんだろうけど、その言葉で定義出来る範疇ではないのだろう。

全然関係ないけど、星野源の「恋」の「夫婦を超えてゆけ」「二人を超えてゆけ」を思い出した。
そういうもんを超えたとこにある関係。
お互いの足りないところにそっ、と嵌る関係なのだけど、それだけではなく。

どうでもいいニュース:
かといって今後もし幼女誘拐事件が起きた時にこの物語を思い出すのは誰に対しても失礼なんやろな。
何処までがストックホルム症候群で、何処までが本心なのか、其れは誰に解るというのか。

HEREのハイテンションなコミュニケーションTOUR 2020(生中継観覧)

配信だと各地のライブ観られるやん?
7月だけで4つ。チケット取ったのが2つでこれから買おうとしてるのが2つ。
8月はバの字が2つあるじゃろ・・・忙しい。
今日だってLive Holicの振り替え的弾き語り配信ライブにNHKうたコンが被った。
まじかよ。怒髪天がゴールデンタイム歌番組出るってよ。クイズ番組でもお宝鑑定番組でもない。
「探偵・由利麟太郎」も録画した。ゆりりん、配信ライブetc.とよく被る。。。

自分はHEREのライブ観るのである。
お約束やらなんやらで入場者数絞ってソーシャルディスタンス確保しなきゃいけない、それならば!とお客さんを半分に分けて2部制でワンマンやるのである。*1
入場時の身元確認・体温チェックetc.をしっかり行い、声出し無・マスク着用だが打楽器・ペンライト持ち込みOKとの事。


ジャンベ有りとは流石HEREだね!てか個人持ちしてはったんや・・・
このツイ見て2部共観る事を決意。客席のノリ面白そうやん?2部はアーカイブで観よう、の予定。

無観客に続き結構手元映るん嬉しい。ドラムも映るよ!
今回はスターのほぼ真上らへんの映像もあって面白い。
映像自体は綺麗なのかどうなのかわからない。クリアなんだがiPadが追い付かないっぽい。。。
ULTRATONEまだ生で観てない!というか三橋ストラトがなかなか凶悪でよろし。

お客さんは案外大人しい・・・持ち込み機材が。
もっとペンライト*2や楽器わらわら挙がってるかと思った。謎楽器とかあるのか、と。薔薇も見えた。
ノリは言うまでもなくアツい。
※追記
 第2部はポンポン、ビブラスラップ*3、「YEAH」大書きしたノート、J系っぽいペンラetc.とバラエティ豊かで観てて面白かった
 第1部・第2部通じてペンライト以外は基本的に頭より上に挙げてはらへんの統率取れてて偉いなーと思った。それだけ皆さん場数踏んではるってことか。

何曲かやってMC&換気タイム。
タンバリン用意するとツイで告知あったが、その直後に百均からごそっと消えたそうだ。
武田のパーカス*4マーシーのタンバリン等貸すよー、だがその前にスプレーで消毒。
スターは消毒したらかあかんと思う。人に掛けちゃいかんだろうし、喉に悪そう。
パーカッション鳴らしてくれたら換気中だけに歓喜!・・・現地のとのテンションの落差があるのだと思われる。知らんけど。

新曲「最高ですから最強なんです」聴けた。
ライブでめっちゃ盛り上がるやつ。楽しいやつ。あゝ生で観たい。
かーらーのー「CHAOTIC SYMPATHY」はアガるな。
こないだの無観客投げ銭もアツかったけど、やっぱりお客さん居ると活き活きしてはる。
お客さんが声出せないんだとしても、だ。
客席も楽しそうだよ。現地ではどうだかわからんけど。。。少なくとも皆さん盛り上げるん上手い。
おうち配信参戦者はどうだったんだろう。さぞかしチャットは盛り上がったに違いない(見てないからわからん)。
少なくとも自分は頭振りながらノリノリで観てた。手元も観たいしノリたいし・・・ううむ忙しい。いつもの事だ。
生で観られるに越した事はないが、配信が有難い人もあるんだそうで。(ワテもそうだが)
「死んだばあちゃんに見せたかった」とはスターMC。

いやあ楽しかった。
暫くは入場者数絞る&生中継・配信のライブが続くんだろう。
今出来る範囲で思う存分楽しむぞい!(とまた思った)

ところでツイ見てたら、リバーブ掛けてライブハウス感を足して楽しんではる方があった。
すごい。なるほどな。
DAW環境あればそういう楽しみ方もあるのだな。ふむふむ。

*1:2部制で混雑しないようにしようとすると、終演後物販がややこしそう

*2:エビ中のやつかな?

*3:タカスギのCMのアレ

*4:ひも無しのトライアングルは鳴らしづらそう

かたづかない

こないだから家人が買った棚が届き出したかと思ったら、あれよあれよという間に部屋が片付いていった。
ありがたい。
しかし隠していたコーパスやインビシのDVDが露わに・・・つか何で隠してたん、ワシ。
あとあれよあれよ過ぎて自分が“片付けモード”になりきらず精神的に追いつかない。

・ギターマガジン
「ニッポンの偉大なギター名盤100」という特集。
THE BLUE HEARTS」のとこ集計者のひとことで「”自分でもできるかも!”と勇気やチャンスを与えてくれる作品がやっぱり偉大だと思います」とあって、なるほどと思う。
憧れるのもあれば、「やりたい!」と思わせるものもある。
ミッシェル、ナンバーガールアジカン鈴木茂さん多い。東京事変椎名林檎も。
林檎さんと言へば、コメントが凄く凝ってて面白かった。異彩放ってる。
バンプは「ユグドラシル」がぽん、とランクイン。もっとわらわら挙がってるかと思ってた。
挙がっているアーティスト見て回答したギタリストを見る、世代がわかるわー!な人もあれば「案外若い人が」もある。
kocorono」が上位にあるけれど、世代が移り変わっていくと、どうなっていくんだろう。
好きなバンド、ギタリストを追っていくとブッチャーズが出てくるだろうけど、今そういう聴き方する人がどのくらいあるんだろうなぁ、と。
若い世代は・・・ってコメントしてはるギタリストの層が幅広いわ。
マーティ・フリードマン美空ひばりを挙げておられ「ギタリストからより歌手から学んだ気がする」とコメントされている。上手い方は何処からでも学びはるし、歌を
自画自賛も結構ある。作品にもギターの腕にも自信があるって事か。
音楽と人
いつの間にか青りんご、Kポみたいな見た目になってんのな。。。
闇が深いからより光がより一層眩しいんだよなぁ。だから「光あれ」なんかな。
ライブなりライブの出来ない時期なりに熟成されてくんかねぇ。だといいなぁ。
SixTONESと美里さん&兄ィの対談が同じ雑誌なん面白い、いっそSixTONESと兄ィで対談して欲しい。
ところでROOTS66のシーズン3って誰だろう?
・GiGS
栄純の対位法の話とか「瑠璃色のキャンバス」の録音の話とか。
こないだの「瑠璃色〜」の感想はこの記事に準拠している、かも。
この曲こそ、スコア観たかったなぁ。

わざと忌み家を建てて棲む

現状がクソだから選挙に行こう、は解る。
クソだから現知事以外に投票するのも解る。
だが誰に入れたかまで言わんでよろし・・・よりによってメロリンQかよ。TKOちゃん。

「わざと忌み家を建てて棲む」(三津田信三/中公文庫)読んだ。

曰くつき物件を継ぎ接ぎした家を作って、そこに住んでみましたが何か?という話だと思ってた。
実際住んでみたら色々怪異があって、リビングの怪異vsトイレの怪異それこそ「貞子vs伽倻子」的な展開になるのか、怪異同士が手を組んで住人を襲う!のか、予想外の展開が起こるのかどうなのか?
・・・という話ではなかった。
三間坂さんによりこの話が齎され、三津田さんと2人でその家に関する日記etc.を読んでいく・・・という展開。
ある資産家がその家、”烏合邸”を建てており、ある日三間坂さん実家に女性が「烏合邸についての資料を見せて欲しい、買いたい」と訪ねてきた。
それで蔵を探したら出てきたのが実際に其処に住んだ人の手記、レポートした音声、学者の研究記録。
建てた人が住んでるんちゃうんかい!他人連れてきて住まわせとんかい!
だんだん狂ってくる住人、次の日記を読むと一層怖くなる。
次の人も訳アリのようだ。
その次は・・・今だったらYouTuberがやるんだろうか。
その次・・・うむ。或る程度烏合邸の正体が明かされるんだと思っていた。

で、日記読んだり音声聴いたりしてる三津田さん達にも怪異が。
関連はあるのか?
訪ねてきた女性の正体は?
終章まで気が抜けない。

三津田さん、積極的に向こう側(物語)からこっちに手を伸ばして来るから怖いわー。
同時に「これはこういう物語ですよ、読んだら何かあるかもしれませんが」と着地させてくれはる。

ゴーストハント2

気がついたらまた床の上で寝てた。
何もしてない日曜日。。。

ゴーストハント2 人形の檻」(小野不由美/角川文庫)読んだ。

ゴーストハント2 人形の檻 (角川文庫)

ゴーストハント2 人形の檻 (角川文庫)

ポルターガイストが起こる古い洋館の謎を解く。
一人娘の持つ人形が起こしているのか、洋館に何かあるのか・・・。
SPR一行に1巻にも登場した巫女やらぼーさんやらエクソシストやら霊媒師やらも再登場。
これだけ居たら何とかなるだろう、科学的に解決するだろう・・・と思ったらさにあらず。

残穢」にも通じるものがあるような気がする。
過去のある事件から呼び込まれ、連鎖する悲しみ、死。

それにしてもミステリではなかったのか(解説読みながら)。
ホラーだけど基本的にミステリだと思ってた。あんまりホラーぽくないというか。
怖いというかハラハラする・・・。
怪異の原因、祓う為に必要なモノを追い、解決するというミステリ。