土曜日の朝、「役所を騙るアポ電に注意して!役所は3連休お休みだから(電話自体しませんよ)!」って防犯メールが来ていた。
其の直後に「役所を騙るアポ電あったから気を付けて!」というメールが複数。
特殊詐欺は連休、土曜日すら休めないんだね(鼻ほじりながら)。
「火のないところに煙は」(芹沢央/新潮文庫)読んだ。
怪談を巡るホラーというかミステリーを立て続けに読んでる気が。「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」という依頼で”私”が思い出した話、其処で情報求めたらやってきた話・・・等。
こちらも最後に”繋がって”くる。
怖さもありつつ、ほんのりミステリー・・・だけど怪談としてはあんまり怖くない。
「染み」の彼は何でそんなに激ギレ、メンヘラ化したのか。
其の豹変ぶりが一番怖かった。
其の他メインは所謂ヒトコワ系なような。
怖いというより胸糞が大変よろしい、ような。
多分「波」に掲載された方の解説迄が作品なんでしょうな。
逆に文庫版の千街さん解説もフェイクドキュメンタリー云々の説明じゃなく、いっそ乗っかっちゃえばよかったのに。
ところで、フォントが微妙に違う?
何か関係あるかと思って読んでたけど、どうなんだろう。
どうでもいいニュース:
フェイクドキュメンタリーとして「恐怖小説キリカ」が挙がってて「言われてみれば確かに・・・」と思った。
あれ異様に怖かったし今でも怖いんだけど、他に挙がってる作品とは一体何が違うんだろうなぁ。
「残穢」も怖かったけど、次元が違うというか。
「残穢」は「火のない~」と比較されがちなような気がするが、其れもなんか違うような。