社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

お茶の味 京都寺町 一保堂茶舗

新しい仮面ライダーが文豪&剣豪らしくてTLに流れてくる編集者・作家の皆さんの盛り上がりが面白い。
腹筋崩壊太郎や児嶋みたく芸人出てくるから、今回は又吉出るかな?
映画版の敵ライダーが町田康なら絶対観に行く。

「お茶の味 京都寺町 一保堂茶舗」(渡辺都/新潮文庫)読んだ。

お茶の味 京都寺町 一保堂茶舖 (新潮文庫)

お茶の味 京都寺町 一保堂茶舖 (新潮文庫)

  • 作者:渡辺 都
  • 発売日: 2020/05/28
  • メディア: 文庫
一保堂茶舗のおかみさんのエッセイ。
お上品なのとフレンドリーなのとが一緒にある。
長い時間を掛けて準備をし、季節を意識しておもてなしをするだけではなく物語(亭主がその茶事を開く意味)を持たせる、というのは知らなかった。
この本を読んで知る事が出来て良かった。
普段そういう場に赴く事は無いもんなぁ。
精精「正式なお茶席では色々お約束があって、器や生けられた花の意味を読み取って主人と話をするのか」くらいなもんで。
一方で日常でお茶を楽しむ方法が沢山紹介されている。
お母さんの昔の話、面白い。
紅茶の由来(緑茶を船で運ぶ途中で酸化した)というのは実は違うらしい。
雁ヶ音の名前の由来は初めて知った。切ない。

祇園祭に交換留学生の方が参加した話、面白かった。
山鉾巡行の時にアルゼンチン大統領ご夫妻に”おもてなし”しはるのとか。そういうの出来るんだ、と。

久しぶりにお抹茶点てたくなった。
底が平たいお茶碗じゃないと上手く点てられなくて。
てか一保堂茶舗のセット買ったのに・・・実家のどっかにあるはず。
全部お茶関連持ち出した筈なのに、足りないのは何故だろう。。。

「宇治清水」、静岡のウス茶糖思い出した。
実際は全然違うんだろうけど、緑茶の甘くて冷たい水で溶いたら美味しいやつ。

どうでもいいニュース:
過去に友人と嘉木に行った事がある。
二人してお店の方に教わりながら玉露いただいたのだが、「・・・お出汁?」だった、バカ舌恥ずかしい。
水出し玉露も試してみたい。
すはま屋も、いつか。