社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

大家さんと僕 これから

たまには「ラヴィット」の「暮らしのキッチン便り」を観たい。

「大家さんと僕 これから」(矢部太郎新潮文庫)読んだ。

此の↓後の話。
sociologicls.hatenadiary.jp
大家さんから魚焼き器や蒸し器ごとお裾分けを頂いたり、”僕”が出演するTVを観た話やご近所に住む生き物の話だったり、ギャル男”のちゃーん”君が再び草取りにやってきたり。
のちゃーん君が大家さんに頼まれて買って来た、彼曰く「なんかー金持ちのー奥さんのーじまん?」という本が気になる。何だ。
「大家さんと僕」の漫画が単行本になり、賞を貰うようになる。
だけど楽しい、穏やかな日々は続かない。
日常を描く中にも少しずつ漂ってくる。
敢えてほのぼのばかり、にはしなかったんだろうな。
「描いている間は元気な大家さんに会える気がして」とずっと描き続けてはるけども。
そんな和むだけの美しい物語ではないのだ、現実は。
先輩が言う様に「枯れた花は咲かない」「でもそこから学べること 美しさはたくさん・・・ある」だ。