社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

本バスめぐりん

ふらふら色んな方のエントリ拝読してたら、「買った本と借りた本の値段も読書記録に残して、買った本の合計金額が多かったら節約しよう・・・というのがあった。
買った本は面白く読めたら元取れるやん!と思っちゃう、だから自分は節約できないのか(激苦笑)。

「本バスめぐりん」(大崎梢創元推理文庫)読んだ。

移動図書館「本バスめぐりん」を巡る話。
大崎さん、本当に本が好きでいらっしゃるのだな。
推理文庫から出てるけど、ミステリーというよりはめぐりんと其のスタッフである運転手のテルさんと司書のウメちゃんを中心にした群像劇なように思える。
人同士だけじゃなく、本と人の繋がりが描かれている。
おんなじ本だけど色が違うかも、だから同じ本を何度借りてもいいんだよ、っていう発想の子供も居て面白い。
(其れがまた、以降の話に繋がってくるような)
図書館ってこちらから出向いたら「こんなに沢山面白そうな本があるのに借りられる冊数と読める冊数は有限なのか!」と絶望しそうな位沢山の本との出会いがあるのだけど、逆に移動図書館として向こうから「面白い本が沢山ありますよー」ってやって来るのも素敵だな。

精神的に疲れてる時に読むと丁度良い、ほっとする。
此れ読んでほっとする事も出来なかったら相当ダメージ食らってるのかもしんない。
そんなに絡んで来なくってもなぁ、とはちょっと思ったが、そうやって背中を押してくれる、見守ってくれる人達が居るのは幸いである。

どうでもいいニュース:
調べてみたら住んでる街にも移動図書館はあるらしい。1か月に1回のペース。
自分の場合は図書館に出向く方が早そうだ。