自分が観てると勝てない、下手すりゃ結果を気にしても勝てないからオリンピックの季節はつらい。
「怪談狩り まだらの坂」(中山市朗/角川ホラー文庫)読んだ。
中山さんの「怪談狩り」シリーズが登場すると、夏だなーって感じが。知ってる場所が登場するとちょっと怖い。
気になった話等。
・本町駅
「反対側のホームへ向かう」「地下の通路」って何処の事だろう。
御堂筋線は其の儘逆方向に乗れる筈、フェイク入ってるんだろうか。
御堂筋線で乗り換えた筈が四ツ橋線、という怪異だったら怖過ぎる。
因みに心斎橋駅で逆方向に乗り掛けた事ならある。あの駅は感覚狂わせる何かがあると思う。
改装してから照明が変わって圧迫感あるし・・・。
・天狗様
凄いな。
こういう話がするっと読めてしまうのが中山さんの怪談の好きな所である。
・湘南のバス停
そういう事があるんだとしても、何処行っちゃったんだろう。
・ピアノの修理
ピアノの部品ってアタリが付くレベル以前に詳しくは知らないけど相当丈夫な筈である・・・厭ァ。
余程強い念なんだろう、どんな事があっても手放さないのは其の影響なのかもしれない、と想像した。
強い怖い念だけど、其の所為で音が良いとか気持ちを込めた音が鳴らせるとか。
逆に手放そうとすると其れは其れで怖い事になりそうな。。。
・隣
其の儘置いていかれても・・・事情は御存知なんでしょうな。
説明されないというのが不気味、とはいえ「こんな事情で」と教えられても怖いと思う。
しかし何が一番怖かったって、「新耳袋」のあの話が現在進行形で続いてるって事かも・・・。