社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

脳釘怪談

昨日、某宅配便の営業所から電話が掛かって来た。
昨日の朝イチで出した荷物に問題があったか、でも出したとこと違う営業所だぞ?
と思っていたら、GW中にポスト投函される筈の荷物が届いてますか?との確認。
其れ、届いてないやつ。。。
システム上5/2に届く予定として通知メールあったけど来なくて、GWだから仕方ないのか、昨日中に届かなかったら問い合わせしようと考えていたやつである。
こういうのってまず宅配便の社内で確認するんだと思ってたけど、先ずは送付先に確認が行くものなのか。
というか何で発覚したんだろう。
受け取り通知が来ないが気になったのであれば、自分とこには発送元から「届きましたか?」って連絡ありそうな気もする。

「脳釘怪談」(朱雀門出/竹書房怪談文庫)読んだ。
怖いので書影なしです。
「怪と幽」最新号の「呪術作品ブックガイド」に挙がっていた本。
怖いというか気持ち悪そうやん、抑も「京都怪談」で「即怖い」話書いてはった人やし・・・と敬遠していたが、ブックガイド見てたら読みたくなって。
実際に読んでみると怖いのは怖いが、マイルドめの話もあった。
気持ち悪いのもあるけど。。。
会話の掛け合いが落語っぽくもある話は上手いなぁと思った。
怪談だがいやいや次次繰り出されると案外怖くないかも・・・でストーンと。
「言いたい事言う為に言葉はある」という話(言葉は解らなくても意図は伝わってるのだ)、UFOなのかうどんチェーン店が出来る予言なのかという話も。
あとがきの“わけのわからなさ”に興味・・・それだ!
高槻って「大阪からは鬼門、京都からは裏鬼門」やったん・・・。

件のブックガイドで紹介されていたのが「怪談 呪殺寺」。
ばーちゃんが一番恐ろしい。
じーちゃんばーちゃんだって人間だから、可愛い孫とそうでない孫はあるのかもしれないけども。
そういう事に孫使うのか、其処までして掛けたい呪いとは・・・。
”返って”きそうな気が・・・連れて行った子供に返せって事?
其れでのうのうと暮らしてたんかと。怖い。

其の他気になった話等。
・足りないもの
存在しない筈のお店で飲食したという怪談は時々あって、自分も「よもつへぐい?」と気になっていた。
「塩味が足りない」のは死者の食べ物だから・・・という話。成程。
因みに過去に読んだ話だと「めちゃくちゃ美味しいから後日人を連れていったら無かった」というのがあった、色んなパターンがあるんだろうか。
・ぶわご
物の命分、食分という考え方が面白いな、と。
・音が違う
逆に考えると、「視覚に訴える事が出来ないので聴覚に訴える事でナニモノかが警告していたのでは」という可能性も。
どうなんだろう。