社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

江戸の都市伝説 怪談奇談集

一応寝付く事は出来るが寝ても寝ても翌朝眠い、血圧高い、ほんで早めにお布団入ると30分後に悪夢で目が覚めて怖くて早く寝られない。
・・・と相談したら漢方薬が処方された。
寝付きが若干悪くなったが日中眠くない!
只、90~120分毎に目が覚めてトイレに行きたくなる、めっちゃ出る。ウムウ。

「江戸の都市伝説 怪談奇談集」(志村有弘・編/河出文庫)読んだ。

こんなんバーゲンブックコーナーにあったら買ってしまうやないか。
何故か都市伝説の本が充実していた。
此の本は都市伝説というよりは、江戸の実話怪談集から選りすぐりの怪談・不思議な話を集めたアンソロジーである。
耳嚢」の締めに「おかしいことなのでここに記した」みたいな書き方してるのが良いな。
割と祟るしすぐ斬っちゃう。
解説に「自殺者が多かった」とある、身投げと切腹が多そうな印象。
身も蓋も無い。
動物が化かしたり仕返ししたりする話が多いけど、因果応報や仏教に纏わる話が多いような気がする。
悪い事した人に其れ相応の報いがあったり、仏様への信心があって良い事があったり。
書き方がさっぱりしてるからか、因果応報だからか、じっとり胸糞悪い話はあんまりない。
たまにはこういうのを読むのも楽しい。