社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

あれから29年

阪神・淡路大震災から29年。
能登半島地震のニュース、特に輪島は映像観ていて長田や板宿思い出して辛かった。
社会面を開けば左に能登、右に阪神淡路、な状態である。
神戸新聞1/16夕刊の随想で、当時鶴橋のオモニの皆さんがいち早く炊き出しの準備をして助け合おうとして下さっていた事を知る。

能登半島に関して色んな意見が流れてくる。
専門家があーだこーだコメントしているのも流れてくる。
記事読んだけど、結果を見たからあーだこーだ言えるんでは、其れも大事だけど今言う事ではないように思われる。
「行くなファシズム」みたいな言い方する人だって居たけど、だからって早々から官民こぞって能登行ってたらてんやわんや大混乱なんでないかい。
ちゃんと動ける人だけじゃないだろう、人手だけ沢山あっても指揮が取れてなきゃ意味が無いのでは。
Raccoさんやトーキョータナカの話見聞きする限りでは、道中が物理的に厳しそうである。
ニュースで道路バッキバキなのを観た。
何処迄行けて何処が危ないか把握出来てるんだろうか、他から来る人は。
だいたい、「行くな/来るな」じゃなくて「待って」じゃなかったか。

過去の災害とは一概に比較出来ない。違い過ぎる。
先ずは今、現地がどんな状況で何が要るか見極めた上で「此の困り事には過去の経験からこういう手が打てるのでは」「此の状況ならアレが必要だろうから渡せるよう準備しよう」じゃないのかな。
先を見据えて備える為、過去の経験を活かす為に語って/書いて残す、でも其れは単純に(見える形で)比較してあーだこーだ言う為じゃないし、即・政権批判に使う為じゃない。
「あの時ああだったから今回もこうだろう」とはならない。そんな簡単じゃないでしょう。
からしんどいんでしょう。

今年も置いときます
20年前の話 - 社会学的ラブソングアーカイブ

20年前の話2 - 社会学的ラブソングアーカイブ

重複するけど、此れも
試験の思い出 - 社会学的ラブソング・改
大学入試は震災直後のぐっちゃぐちゃの中、受けに行った。
北陸の受験生はもっと大変な中受けに行くのだろう、自分自身で納得が行く結果が出せますように。