社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

あれから27年

阪神・淡路大震災から27年。
特に何もなく、お弁当の支度をしながら5:46を迎えた。
NHKも民放の大半も、東遊園地からの中継を行っているけれど、此れって関西以外でも流れてるんだろうか。
職場でも特に「災害に備えよう」という話は無かった。

SIP-KOBE実証訓練は2回通知が来たので位置情報付けてみた。
慣れたら大丈夫・・・だろうか。

新コロ以降TVではあまり阪神・淡路大震災の話をしなくなったような気がする。
トンガ心配だもんなぁ。
数日前の「かんさい情報ネットten.」はTOSHI-LOWさんや幡ヶ谷再生大学の話をやっていた。
次の世代へ、となっている。
新聞では若い方が語り部やってますよという話、全壊したがすぐ営業再開しはった銭湯を継いだ方と地元ミュージシャンの話等が掲載されている。
www.kobe-np.co.jp
(こういう↑記事は一定期間過ぎてもずっと残しておいて欲しいな)
一方で震災直後に遺骨も見つからなくて今でも探しておられる方の記事もあった。
ABCが本を出したというニュースをやっていた。

QRコード読み取るとABCのアーカイブ映像が見られるそうだ。
年月が流れて、「残す」「次の時代へ」という傾向が一層強まっていると思う。
此処数年に限らず、もっと前からだろうけど。
そういう所から零れる話は、どうなるんだろう。此れも”残せる”だろうか。

今は「関学生の阪神大震災 心身保健学的分析」(松本和雄・編著)を読んでいる。
震災直後のPTSD調査・体験記述を纏めたもので、大半が当時の関学生の体験レポである。
出版当時に大学生協で買って、しまってあった。
調査は秋学期定期試験に来た学生を対象に行われたが、試験の時間が足りない位書いておられたそうである。
吐き出さずにいられなかったんだろう。
凄く貴重なレポ・調査結果。
直後だから生生しい。
皆さん当時頑張ったよ、偉いよってずっと心の中で声を掛け乍ら読んでいた。
しかし此の本、何処かで活かして頂く事は出来ないだろうか。
自分が読むだけなのが凄く勿体なくて。

昔話を今年も貼っておく。
20年前の話 - 社会学的ラブソングアーカイブ

20年前の話2 - 社会学的ラブソングアーカイブ

だいじなニュース:
カミコベやりますって。


他のフェスもだけど、無事開催出来ますように。クラスターになりませんように。