社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

絶厭怪談 深い闇の底から

年明けは三が日しかお休み無くて「おーれーおまえすきーすきー」って歌いながら(心の中で)ヤケクソで家を出たというのに。
朝から中学生が学校指定ジャージでランニングしてるじゃないか、偉えな。

「絶厭怪談 深い闇の底から」(つくね乱蔵/竹書房怪談文庫)読んだ。
怖いので書影無しです。
こういう年始から厭ァな出来事ばかりでくさくさするから厭ァな怪談読んでしまえ、と思ったのが悪かった。
厭ァが上滑りする。ずるずると。
タイミング悪かった。

歪な形をした家族の話が多いような。
家族って一番身近な社会だもの、厭な話もあるさね。
切ない話もあるが、其の状態を長く続けていけるんだろうか。
廃屋探検するバカを利用する話、嵌めていく話はそういう輩が積もり積もってもっとおっかねえ事にならなきゃ良いがと思ったが、果たして。
利用出来てる、約束果たせてる間は良いのかもしれないが。

其の他気になった話等。
・繋がる思い出
誰かの思い出に繋がる、参加する、でも直ぐ忘れられてしまうというのも切ない。
・稲田会ファイル
まぁそんなこったろう、胸糞悪かろうと思ったが、途中の会話が一層胸糞よろしいな。腹立つ位に。
・女神に捨てられる
もうどうしようもないな、此処迄の目に遭っておいて懲りない。
此の本には他にもクソ男の話が。
そちらは女性側目線だが、そいつもこうなるのか・・・とすると女性達が辛そうである。

後書きも物騒だ・・・どゆこと。そんなに問題あったんだっけか。
「クズはまとめて掃除しましょう」にちょっと笑った。