社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

お道具怪談

ショッピングセンターのポイントシステム&カードリーダーが新しくなった。
従来のカードの人は自分でカードリーダーに通さなきゃならないのでレジでてんてこ舞い。。。
でもアプリにしたから楽楽だもんね☆〜(ゝ。∂)
・・・とは成らず、バーコードをカードリーダーに翳すのに苦戦する。
店員さんが楽になるなら良いや、と思ったら、ちょっと困った顔してはった。

「お道具怪談」(加藤一・編著/竹書房怪談文庫)読んだ。

身の回りの道具、仕事で使う道具に纏わる怪談。
人の身体だって、道具だ。
久田さんの元に沢山ありそうなので、其れだけで1冊の「お道具怪談」になりますまいか。
余談だけど「人を喰う」人は遭遇した事がある、喰うというかぎゅうぎゅうに押してくるというか。
パンピーがやんわり回避出来る方法は無いもんだろうか・・・。
身近なもの故に、おっかない話は容赦無い位怖いし、不思議だけど心和む話は読んでいて心底ほっとする。

特に強く印象に残っているのが土木・大工の道具の話。
道具が使われる場所にも目的にも命が関わってくる、其れは道具にも影響するんだろうな。

内藤さんの後書きに「人と同じくらい物を大切にしない人間は碌な人生を送れない」とあって成程と思う。
自分は今迄物を大切にして人生を送って来られただろうか、気づいてないだけで色々あったんかもしれん・・・。