余計な事考えがちで、どうもいけませんね。。。
「百怪語り 蛇神村の聲」(牛抱せん夏/竹書房怪談文庫)読んだ。
すぱすぱとした語り口が良い。変にまどろっこしく語る/書くより良いやね、不思議さや怖さが匂い立つようである。
其の他気になった話等。
・穢れ
自殺未遂って、穢れに相当するのか・・・。
其れにしても雑な事させるな、と思ったら案の定。
欲かいたってのも穢れ、だったんだろうな。
・死んでない
「またやって来た」「生まれ変わった」じゃなくて「死んでない」なのか。
・出られない
閉じ込めるというか、触れたくなかったのかな・・・とちょっと思った。
・開かずのトイレ
淋しいからって首絞められても・・・どんな試し行為なんだ。
其れも辛い話である。
・蛇神村の聲
おっかない話を想像していた。
言い伝えのようだ、割と最近でもある話なんだな。
其の他同じ著者の「実話怪談 呪紋」「実話怪談 幽廓」も読んでいる。
こちらは「へえええええええ」って話が多かった。