社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

たそがれビール

相変わらず朝目が覚めた時にお布団の中で頭がぐるんぐるんしている。
目眩。
FitBoxing2出来るようにはなってきた、でも不意に頭を上下に動かすと目眩が。
此れが加齢か・・・やだわ。

「たそがれビール」(小川糸/幻冬舎文庫)読んだ。

不本意ながら幻冬舎
キャンペーンに釣られて衝動買い、図書カード寄越しやがれ!だ。

2012年の一年の頭の「今年の目標」からルンバお迎えした事、ベルリン滞在、MIAGIという南アフリカのオーケストラ、おせち料理作りで暮れていく。
丁度「あつあつを召し上がれ」のイタリア版が出た頃らしく、ベルリン滞在中にイタリアで取材を受けておられた話もある。
sociologicls.hatenadiary.jp
今はちょいと大人になったららちゃんと資生堂パーラーでデートしてはるんかしらん、と思いながら読んだ。

箒とルンバの共闘、なるほどな。お互いに効率よく掃除出来る。
取材先の助産師さんの言葉、「ずっと力みっぱなしだったら、いざという時に力が入らないでしょ」(p.53)って、確かに。
小川さんの目標「がんばる」も成程と思ったけど、同時に「ゆるむ」も必要なのだ。
3/14の日記で東日本大震災について触れられている。
悲しみは癒えないし震災以前には戻れない、だから逆に「絆」「希望」って殊更に言ってたのかもなぁ、小川さんが書かれているように「一日、一日、ちょっとずつ」変わっていく時の目印のように。
ドイツは暑さで電車止まるそうだ、びつくり。
エアコンが効かなくなって運転に支障が出るから、らしいが、此処数年の猛暑は大丈夫だったんだろうか。
二酸化炭素排出に凄いシビアなのも解らんでもない、とはいえ国によって文化・気候は違うもんなぁ。
難しい。
其れはさておいても、割と「海外ではこうなのに日本は〜」あった事にはちょっとモヤった。

今迄に小川さんの作品は長編、短編、そして此のエッセイと読んできた。
全然違う・・・短編とエッセイは近いかもだが。