社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

「超」怖い話 癸

フジファブリックのかとをさん宛に「不思議な話」を送ったが、こないだのFM802で怪談語ってはるんを聴いて、正直後悔してる。
フジのファンだから送ったけど、内容が内容なもんで「話をお預かりする」タイプの怪談師さんに送るべきだった。
採用されたかも解らない。
かとをさん、怖さ重視っぽいので多分お蔵入りしてると思うんだが・・・。
其れならば、「此の人なら」と思える何方かに託したいが、どうなんだろう。

「『超』怖い話 癸」(松村進吉・編著、深沢夜・共著/竹書房怪談文庫)読んだ。

怖いというより不思議な話・・・いややっぱ怖いわ。
一気に読んじゃった。てへ。
多分正気は失ってないと思う。(「まえがき」参照)
毎月毎月実話怪談を嬉嬉として読んでる時点で「どうかしない訳がない」んだけども。
其れでも、此の本はまだ大丈夫なような気がする。
下手に煽る訳でもなく、あんまりエグくはないもの。

今更だけど「『超』怖い話」シリーズ内でも編者さん違いで複数シリーズあったんだな。
表紙が怖いのと怖くないのがあるなぁとは思っていた。

気になった話等。
・断崖
観光地だからって「遊び半分で行くとこ」ってなっちゃうのもな・・・心霊スポットとして行くのが良くないような、だとしたら遊び半分で行ったらあかんよなぁ。
其の後が微妙に訳解らなくて怖い。
「遅らせられる」って、そういう事か。
・ゴミの霊
知った時点で「見込まれて」しまっていたのかも。
・たぬきのはなし
こないだの怪談和尚の話にもたぬきの恩返しの話があったが、たぬきって恩が深い生き物なんだなぁ。

最近は書くのも語るのも怪談師という人達が増えてきている(と思う)。
沢山いらっしゃっても、其の中で好ましく思える人というのは限られていて、松村さん(深澤さんも)は限られた方方に含まれる。
なので、今後もゆるいペースで良いので読んでいけたら、と思っている。

どうでもいいニュース:
十干が未だに覚えられない。。。