今でも神隠しってあるのかねぇ。。。
「闇塗怪談 終ワラナイ恐怖」(営業のK/竹書房怪談文庫)読んだ。
シリーズ摘み食いで読んでた。あとがきに「読者の皆さんに実害が及ぶことは絶対にないのでその点は安心してお読みいただきたい」にあるのが却って怖い。
大抵はびびらしに掛かってくるやん・・・其の逆の方が怖い。
Kさんの力が我が子に継がれる、親の知らない所で怪異に遭遇してる、というのは御自身が遭遇するより怖いだろうな。。。
気になった話。
・金沢駅に纏わる話
怪異を通して感じるノスタルジー。
・余命宣告
”引っ張られる”事も少なくないんだろうな。
”病は気から”も実はこういうやつだったりして・・・。
・上っていく
幽霊的な存在でも成長していくのかな・・・割といい話。
今月は竹書房怪談文庫読むの多めなような気がする。
他に伊計翼「怪談社 THE BEST 鬼の章」も。
サイコ感あるの多いような気が。
がっつりメタなやつとか。
わりかし最近の神隠しの話もあって「へぇ」と思う。
呪いと言霊に関する話はどっちが先なんだろうな。
言霊が呪詛を招くのか、呪いによって言葉が影響されるのか・・・此処では前者だという話なんだけど、後者の可能性もあるよなぁ、とふと思った。
怪談社 THE BESTシリーズは全部集まると天邪鬼、という事かいな。