社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

おとなになったら

今週のお題「おとなになったら」

年だけ重ねて、未だに真っ当な大人になれてない気がする。
40歳過ぎてもまだ生きてると思わなかったし・・・死ぬ死ぬ詐欺してうっかり事故ってそうな気がしていた。
想像もつかない。

ていうか。
奥田民生は志村に「30代になったら楽になる」って言ってた。
怒髪天は「オトナはサイコー!」って歌ってて40代楽しそうだった。
古市コータローは音人のインタビューで「50代がほんとに楽しいからさ」って言ってた。
何処迄行っても、「楽になるよ」「楽しいよ」って其の先を示されちゃあねえ。
ずるずるぬるぬる生きていくしかないじゃん。


www.youtube.com

こういうのも、オトナならではだと思う。
企画する側も、参加する側も。

www.youtube.com
そして此のMVコピーするオトナも居る。

ところで、最近「主役じゃない人生」について考える。
2時間ドラマで主人公に何気ない一言を言ったり通りすがりに何かを見せたりする(そして主人公が「解った!」って閃くとか)、ゲームでプレイヤーに話しかけられて何かヒントになるっぽい事を言ったりイベント発生させたりするような。
もうちょっと存在感を持つとしたら、高山羽根子の「セミの鳴く五月の部屋」の主人公みたいな。
自分自身は特に何か成し遂げたりしないんだけど、誰かが何かを成し遂げる切欠になってる、何かヒントを得てるような。
もしかしたら何の力にもならない、だけどもしかしたら誰かが勝手に意味を見つけて作用していくような。
そういう人生もええやんな。
・・・そう考える程度には大人になったんだろうか、自分。