社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

横浜怪談

GW中なるべく歩くようにしてFitBoxing系頑張ったけど体重が1kg増えた。
GW明けて出勤したら1kg減った。
駅・職場の階段上がるのってダイエット効果あるんやね。
問題はそれ以上落ちない事である・・・。

「横浜怪談」(黒史郎竹書房怪談文庫)読んだ。

ワンダーな表紙である。
各話のタイトルがおどろおどろしい。
読んで行くと色んな怪異があったり曰くのある場所は現在集合住宅や公共施設関係の建物、公園になってるとか。
子供に絡む怪異のあった跡地に公園っていうのは皮肉なんだか何なんだか・・・。
横浜に限らず、現代人は怪異を乗り越えて生きていってるのかもしれない。
乗り越えても乗り越えても生き残る怪異・・・。

其の他気になった話。
・祟りが集く台地
鰻、食うのかよッ!
・アニヤは外
アニヤさんという御手伝いさんが虐められて其の仕返しに・・・という怪談ではない。
兄や。
豆まきの掛け声には要注意だ。
・赤い手拭い
井上円了から実地検分の申し入れがあったって、凄い。
もし実現してたら、どんな解釈が成されたんだろうか。

あと「煙鳥怪奇録 足を喰らう女」(煙鳥・編著、吉田悠軌、高田公太・共著/竹書房怪談文庫)も読んだ。
「ときめきのハートを君へ」、御年頃に依ってはあかんやつでは・・・或る意味回避してはるんかもしれない。
若しくは其の彼女とほんまに縁が無いか。
「どうも思いません」のツッコミが鋭くてキレッキレである。