社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

うんこ文学

珍しく読者登録して下さった方があったタイミングなのに、尾籠な話で申し訳ない。

「うんこ文学 漏らす悲しみを知っている人のための17の物語」(頭木弘樹・編/ちくま文庫

なんぞこれ。
何でこんな本買うたん
此の本について呟いたら、自分にしては珍しく地味に反応あった。
みんなうんこ好きだな、全く。
(意外な方々から反応があった、ただ自分が此の本の話をしたかった人からは反応がなかった。寂しい。)
まぁ、うんこ大事だしな、アンソロジー出るわな。
因みに自分は帯の「桂米朝」が視界に入って手が伸びた。

初っ端から、大真面目にうんこ漏らす話である。
人生でそんなに、うんこ漏らす事ある?
・・・と思ったが、増田や5ちゃん等の匿名インターネッツではちょいちょい見かける話だった。
てか、漏らす話ばっかりやないかい!
漏らすか漏らすかしたくても出来ないか。
便秘に謝れ!
あと(抄)があるのはずるい、全部短編で勝負しろ(八つ当たり)。
・・・意外と面白くないんである。
サブタイトルにある通りで、漏らしてばっかりだから。

うんこの話は1冊に1編で良い。

帯の解説があるけど、後後なんも知らん人が帯取っちゃったらどうするんだろう。
新刊書店でもうっかり破れて店員さんがしらずに除けちゃう可能性はあるし。

其の他ツッコミ等。
・ルイ十一世の陽気ないたずら(抄)/バルザック
王様が愛妾試す為に仕組んだ事の仕返しなのに、王様が仕掛ける側なのが解せぬ。
王様も漏らせ。
・黒い煎餅/阿川弘之
うんこ漏らしても格調高い。
・祝の壺/桂米朝
落語だった。エッセイかと思たやないか(確認しろよ)。

其れにしても
何でこんな本買うたん、2/14の自分よ
・・・出ないの、アタシ。
出ても検便の棒が刺さらないレベルなの。
藁にも縋る思いで読んだ。
出ねえよ!
読んでたらお通じに効くかと思ったけど、全くそんな事はなかったね!