社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

静かな終末

髪を切ってきた。
首筋が寒い(笑)。
一服したいが、目当てのお店が皆、定休日。
学習しやがれ。
あと、商店街の往来ど真ん中で宗教の勧誘すな、邪魔。

「静かな終末」(眉村卓竹書房文庫)読んだ。

ショートショート集。
発表されたショートショート星新一より多いそうだ。びつくり。
色んな媒体に書いておられたのだなぁ。
第1部は社畜的な話が多い。
とはいえ「仕事ください」より、ほのぼのしない。
第2部、第3部もヘヴィである。
「敵は地球だ」は休み休み読んでた。
書かれた頃には、未来の出来事で宇宙人と戦う想定だったのが、其の未来であろう令和の今いまの人間は人間と戦っているんだな・・・としみじみする。
「EXPO2000」、大阪万博は此の方法でいいんじゃね?
てか今度の大阪万博もこういうSF作家に万博テーマの作品書いて頂いたらよいのでは。
北野さんとか酉島さんとか。
読んでどんよりしたいものである。

・廃墟を見ました
オチが。
・家庭管理士頑張る
綾瀬はるかで脳内再生された。
・はねられた男
其の前にやる事あるやろ!
面倒じゃないのかねぇ。
・よくある話
復讐として上手いな。
犯罪でもない、でも相手を不幸に出来る。
・・・って、其れが「よくある話」なのかい。怖い。
・怨霊地帯
ひでえ、こんな事されたら怨霊にもなりますわな、そんなん。
・静かな終末
今まさにこんな状態なのかもな・・・やだやだ。
SFくらい今と比べる事なく読みたいもんである。
「変な男」はもしかしたら其の瞬間から作中の時間にずーっとタイムリープしてるのかも、と考えたり。
・電話
其のオチは想像してなかった。お優しい。

今も御存命で現役でバリバリ書いてはるとしたら、どんなショートショートを書いておられるんだろう。
ちょっと思った。

どうでもいいニュース:
何で表紙こんなに可愛いん。