社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

新しい茶壺の話

昨年末、福袋で茶壷・・・中国茶の急須を買った。

箱入り娘である。
実物は写真で見るより平たい感じである、鳳凰単叢で茶葉が其の儘入ると思われ。
10年程前に愛用の茶壺が行方不明になり、別の茶壷を養壺していこうと思ってたら


取っ手が取れた。

超強力接着剤で貼ったけどちょっと不安。
お茶自体はどんな急須・ティーポットでも入れられるけどな・・・と思いつつ、養壺出来るようなシンプルな茶壺が欲しかった。

阿里山高山金萱茶。
入れる前。

1煎後。開いた茶葉を「叶底」と言うそうだ(最近知った。)

更に飲んで行く。

くるくるっとした茶葉がどんどん開いていくのが面白い、たまにお湯注いで蓋をしたらもわっと溢れる、下手すりゃ蓋が浮く事もあるのが御愛嬌。

岩茶の金柳条。
入れる前。

1煎後。

こちらはあんまり広がらない。
というかちょっとお茶っ葉ケチったね・・・。
茶葉は底が隠れる位、と聞いた事があるので其の心算で入れていたが、新しい茶壺は底が広いので多めに入っちゃう。
たっぷり入れて濃くした方が美味しい、でも其れもちょっと限界はある。
まだちょっと適量を掴み切れていない。

中国茶の良いのは何煎でも飲める所。
むかーし神戸岩茶荘が新神戸にあった頃、12煎くらい飲んだような気がする。
ちっちゃい急須だったんで、直ぐ飲み切れたのかも、ではある。
あと茶葉が大きいとふっつーにマグカップに放り込んで其の儘お湯注いで飲める、という。
でも大事に急須使って淹れるよん。