社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

大阪怪談 人斬り

本日から、麦茶始めました。
買ってある麦茶パック無くなるまで炊くが、今年はスタートが早いので延長戦あるかも。

「大阪怪談 人斬り」(田辺青蛙竹書房怪談文庫)読んだ。

”人斬り”とは物騒な・・・結構ぞーっとする。
人斬りに纏わる話も、其れ以外も。
其の一方で田辺さんのエッセイ的なとこもある。
「実話怪談に書き手の話は要らんのですよ!話や話!」と思っていたのを恥じたい。ごめんなさい。
フルーツサンドのクリームのような存在感である。此れがあるから一層美味しい。

記録せよ、そして記憶せよ。
怪談には小さな歴史の欠片を残す役割があるのかもしれない。

色々気になった話。
・天満のたこ焼き
ああ大阪の怪談、って感じがした。
・通り抜け
有名な造幣局桜の通り抜け、何故通り抜けるのかの理由は知らなんだ。
新入社員の頃に先輩に連れて行って貰ったが、何となく、何とも言えない感じはあった。
あんま関係ないか。人めっちゃおったし。
・千原赤坂村の怪
話とは全然関係ないが、此の人らに怪談師は無理っぽそう。
既に怪談師だらけだし、キャラ立ってそうだから怪談師とは違うアプローチでオカルトな話しはる方が良くないか。
・無予告の怪談会にて
此のおっちゃん自体も怪異のよう。
実際目の当たりにして話してはるん聞いたらめたくそ怖そう。
無予告怪談会、いいアイデアやんな。
・天満のストリッパーから聞いた話
逆に神様が「大変やけどあんたら頑張ってなー」って応援してはったんかな、と思った。

司馬遼太郎記念館気になる。

どうでもいいニュース:
そういえば「兵庫怪談」って、まだ出ないのだろうか。
海も山もあるし広いし、怪談的な要素沢山ありそうなのにな。
高砂の怪談師さんがいらっしゃるようなんで期待。