社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

最近読んだ冊子・目録

AというバンドがきっかけでBというバンドを好きになった人が、BがきっかけでAを好きになった人と「AもBも良いよね〜」と話が出来る幸せよ。
AもBも長く頑張って活動してはるお陰である。

・波
珍しく手に入った。
崎山蒼志がエッセイ連載してたの知らなかった、ショートショートぽくて良い。
筒井さんエッセイの「スター・ウォーズ」に出てくる連中をSF作家に当てはめるやつが面白い。
とはいえ殆どお名前しか存じ上げないのが口惜しい・・・”往年のSF”スキーが見たら爆笑しはるんやろな。
そういえば阿刀田高をちゃんと認識して読んだの、初めてかもしれない。
(今迄読んだ事なかったと思っていたが、実は何処かで触れてる可能性はある)
面白い、今迄ちゃんと読んでなかった事を後悔する。
あと歯医者行くの怖くなるやん・・・。
とんぼの本の「宇野千代 女の一生」気になる。
「中高生のためのワタシの一行大賞」で「一晩置いたカレーはなぜおいしいのか」の一行を選んだ方の文章が面白い。
其の発想は無かった。
というか此の企画自体面白いよね、既存の読書感想文は”読書感想”と言いながら人生語ったりしなきゃなんないんだもん、ちゃんと本に触れて、其の本について書いてる方がうんと面白い。
・書標
「あなたの知らない研究グレーの世界」って本があるのか、面白そう。
筑摩書房図書目録2023
文芸が大半なんだと思っていたら、料理・手芸等の実用書っぽいのもある。
あんがいトンチキ本も出てるもんである。
ビジネス系は一歩間違えたらトンチキになりやすいのかも?
・装幀による酩酊 竹書房文庫
竹書房文庫のSFの装幀についての振り返りインタビュー。
どれも表紙いいなぁ、と思ってたら大半のが坂野公一さんだったのか!
本屋の文庫コーナーでぱっと見て竹書房文庫って分かる。
カラフルでフリーダムなのがSF、白地に黒で統一されてるのが怪談。
ぶっちゃけ竹書房文庫ってKindle Unlimitedで読めてしまう作品が多い、此れだけ凝った美しい/かっこいい装幀の本だと少々お高くても紙で買って持っておきたい・・・と思える。
(諸般の事情で手放しちゃうけども・・・)
「静かな終末」は大事に持っとく。
其れにしても筒井康隆の「堕地獄仏法/公共伏魔殿」凄いな。

どうでもいいニュース:
アンリミで読むもんねーと思っていた「疫神記」はボリュームでかすぎて電書では読めなかった、紙で詰んでる。