社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

よしなしごとをただつらつらと

久しぶりに音楽の話をするよ。

togetter.com

そんな事言ったって、つまんないもんはつまんないんだから仕方ないでしょう・・・。
仕事中ラジオずーっと流してて、段段洋楽がつまらなくなってきたなぁって実感する。
何故そう思うのかは解らない、ただ自分の好む楽曲と違うから趣味じゃないから、自分のアンテナが鈍った・・・だけではないような気がする。
なんかぺたーっとした曲が多く感じる。音も歌も。
フロウはある、オケにも刺激的な音が使われている、だから本当はぺたーっとしてないんだろうけど、そう聞こえる。
もしかしたら海外でシティポップが流行るのは、ぺたーっとした洋楽の流行りに飽きた反動なんかなと思ったり。

でも去年マツがラジオで流してた洋楽はそんな事なかった、あれは何時頃に出た曲だったんだろう。
(抑もアーティスト名忘れた)
最新の洋楽日本人が好みそうな曲、サブスクにあって聴けるんだとしても埋もれてるのかも知れない。
かと言って「じゃあみんなに最新の洋楽聴かせよう」ってゴリ押しはうんざりだ。

ていうかマネスキン人気あったんじゃなかったっけ。
ラジオで流れてきて「お!」と思ったらマネスキンだったしMステ出てたしSNSでも生身でも話題になってたし。
数字だけで聴かれてるか否か判断するのはどうなんだろう。

ところで”洋楽”って何。
「日本以外のポピュラー音楽」だとしたらアメリカ、イギリス以外も洋楽なんじゃないだろうか。
とするとけーぽも洋楽だろう、めっちゃ若い子聴いてるんちゃうん。
タイのHybsというデュオを教えて頂いた事がある、めっちゃかっこいいけど、”最新の洋楽”が聴かれない事を嘆く評論家的な人が言う”洋楽”に含まれるのだろうか。
チャートアクション云々って言われたらどうなのか知らんけど(以下略)

因みにブコメに書いた

以前「アメリカだと1つのジャンルしか出来ない、日本なら1つのアルバムに色んな曲を入れられる」と言うアーティストがいたのを思い出した。今もそんな感じならつまらなく思われても致し方ないのでは

というのはScott & Riversのインタビューで読んだ話である。
厳密には「1枚のアルバムで色んな音楽が出来る」だったかもしれない。
パンクの人だったら1枚全部パンクじゃないと駄目、1曲メタルっぽい曲を入れてみよう・・・というのが出来ない(NGが出る)、日本だと出来るというような話だったかと。
今は曲ごとの配信がメインだとして、其れでも「パンクの人はパンクしかやっちゃ駄目」なんだろうか、もしそうだとしたらそんなに有難がってる場合でもないような気がする。

個人的には洋楽だろうが邦楽だろうが何処の地域の何時の音楽だろうが、「流行ってるから聴く」「チャート上位だから聴く」も良いけど、其れが行き過ぎてただ消費するだけになるのもどうかと思っている。
チャート上位にする為に再生回数上げようとろくすっぽ聴かないで流すだけってのも悲しいじゃないか。
特定のジャンルが聴かれないのを憂うより、SNSで良さを紹介していく方が良い。

最近は音楽を学ぶ人でも色々聴いてみよう、とはならないという話を聞いた事がある。
例えば誰某が泣ける~ネ申~状態の人が「じゃあ其の人が聴いてた音楽、最近イイって言ってた音楽聴いてみよう」とはならないっぽい。
(で、教える側が敢えて70年代~80年代のロック教えるんだそうだ)
ブコメ見てたら「邦楽を通して洋楽を聴いているってだけじゃないかな」と仰る方があって、成程と思う。
・・・って、其れは昭和生まれの自分もそうだったような。
B'zが切っ掛けでMötley Crüeを知って「やっぱりロックはMötley Crüeよねー」みたいな事を言う痛い中学生でした。
今時に限った事じゃない。

あと日本だけでも色んな音楽出てるやん、けーぽも沢山あるやん。
ほんでどんなに頑張ってもCD売れない本が売れないアレもコレも売れないみんな何処にお金使ってんの?ソシャゲ?配信のスパチャ?みたいな状態続いてるやん。
だったら音楽迄手が回らんのでは。

こういう話でモヤモヤする時は「良いものもある、悪いものもある」と唱える事にしている。

特に意味は無い。