社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

甲州怪談

Twitterの挙動がまたおかしくなっている。。。

甲州怪談」(神沼三平太/竹書房怪談文庫)読んだ。

甲州・・・山梨の怪談。
山梨といえばしむしむ、だが富士吉田の話は無いので安心である(?)。
樹海とか湖とか色々ありますな。
地域は違えど心霊スポットに行きたがるのは何処の人も同じか。
”出る”側の“お気持ち”もあるのかも・・・と思う話も。
何ものべつ幕無し出る訳じゃないでしょうし、好みもあるのだろう。

気になった話等。
精進湖口登山道
死のうとして樹海に行った人の話。
なんか道連れ求めて競ってるみたいである、そういう意味でも死んでも楽にならんのだな。
・フルーツ王国怪談
幾つかあるうちの最後の話は神様にも内緒、か。
そりゃあ美味しかろうなぁ、でも神様なら全部お見通しなのでは。
神様の仕業と思ってたら実は別の・・・だったら怖い。
・鐘一つ
鬱憤晴らし&熊避けで山ン中で歌った人の話。
よっぽど酷かったのか・・・気を付けよう。(え?)

あと「福岡怪談」(濱幸成/竹書房怪談文庫)も読んだ。
室見川とか椎名林檎の「正しい街」に出てきたとこだ!等と思いながら読んでいた。
賽銭泥棒の話、ちゃんと「ごめんなさい」してお賽銭を返してたら良かったんでは。
忘れてるならどうしようもないけど・・・今からでも「ごめんなさい」出来ないもんかねぇ。