社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

REARRANGE THE BACK HORN/THE BACK HORN

行きたかったよう、山形・・・。

やっと聴けた。最近(というか此処数年)そんなんばっかりな気がする。
不調のCDウォークマンでも「REARRANGE~」なら元々そんなにボリュームでかくないので何とか、お昼休みに聴くのは色んな意味で丁度良かった。
アコースティックなようで、そうでもない。
「夢の花」「サイレン」は面白がってはると思う、絶対。
(初めて「渋谷のナイト」で「夢の花」のRearrange版聴いた時は度肝を抜かれた・・・ええ、すっぽりと抜かれましたとも!)
銀河遊牧会のミニライブ云々って話だったじゃん、だからアコースティック路線でボサノバだったりジャズっぽかったりするんだろうと思ったら!
確かに「全部アコースティックですよ」とは言ってなかった、うっかりしてた。
「ファイティングマン〜」は遊牧会のあの感じで「ああ、これこれ」ってなった。
正にバックホーで叩き壊して剥き出しの新しいモノを作る、そんなアルバムである。
弦楽器の音が沢山入っていて引き算では無い。
引き算ver.も聴いてみたいな・・・其れがライブか。

大人の余裕、みたいなどっしりした感じがある。
25年間生き抜いてきた今、我武者羅に生きたあの頃を振り返る。
でも決して忘れちゃいないよ、此れ迄の気持ちも挑戦心も。
だから聴く側も昔にしがみついちゃいかんのだろう。
あの曲がああなるのか、あのソロ好きだったんだけど・・・も良いが、此処は敢えて全く違う曲として聴く。
新しい曲として聴くのに記憶が僅かに残っている、不思議な感じがする。
そうする事で逆に昔の面影が見えてきゅんとする瞬間も。

THE BACK HORNって実は器用なんだよなぁ。

どうでもいいニュース:
「REARRANGE〜」からドラムレッスンで演る曲を選んだ方が良さそうな気が。
演るのは難しいよ、だけど先生の演奏がそういう感じなもんで。