社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

9mm Parabellum Bullet「荒吐20th SPECIAL −鰰の叫ぶ声−」東京編

今年初ライブである。配信だけどな。
THE BACK HORN9mm Parabellum Bulletが普通に対バンしても面白いのに、8人で演るとかシャッフルとか面白いに決まってるではないか!
スペシャとかフジNEXTでやんないかなーと思っていたら、配信。
このご時勢だから、なのでちょっと複雑ではある。でも有難く観る。
※諸事情で1日遅れで配信アーカイブ観てる。

最初から2バンド分セッティングされている。
ドラムの間に防音アクリル板。波波にしてあるんかな。何でやろ。
今日は9mmの日なので、9mmから。
サポート無しかと思ったら武田が居る。側頭部のさっぱり具合に気合が伺える。
結構ドラム見えるぞ。嬉しい。
拍手の響き方が「ああ、会場はホールなんだな」という感じである。(因みに会場は昭和女子大学人見記念講堂
兎に角滝ちゃん元気いっぱいで観ていて楽しい。
MCはそんなにワンダーではない、ただ卓郎の笑顔が印象に残っている。曲間もだ。
「色々あったけど今年は1月からライブ出来るね、俺たちも元気だし、みんなも元気でよかった」という感じの笑顔。
曲間を詰めている、「え、もう次の曲に続くの」状態なのは気のせいだろうか。
サクリファイス」からの「Supernova」は「ぶへっ」と変な声出た。あまりに見事につるっと繋がるもので。
配信で良かった。現地だったら超立体マスク着けててもよろしくない。
「The World」にはしみじみした。
このツイ見たからだと思う。すごいええ事言わはるなぁ。

ARABAKIのSE。
”鰰の叫ぶ声”登場。
ドラム2人というだけでわくわくするのにマツとちーちゃんだよ!?
「コバルトブルー」であの2人がユニゾンするんだよ!?
これ生で観たかった・・・せめて配信あってよかった。
卓郎が歌うとしっとりするねぇ。コーラス滝なのか。
ギターソロ後で山さんと滝でハモってるのが新鮮でよいな。
ドラムとベースがユニゾン、ギターはハモってるのだろうか。ドラムの振り分けが微妙なので素人には解らない。
一つだけよくわかるのは、光舟が髪切ってもしゃもしゃになってることだ。サラサラじゃない光舟久しぶりでは。
「ハートに火をつけて」、というか9mm叩くマツというのがとても新鮮である。生で観たかった。。。
ドラム間のアイコンタクト多い。タム回し的なとこ面白い事になってる。
どの編成で演ろうとも山さんは山さんで滝は滝である。意外と、癖という爪痕を残さないのが卓郎と栄純。
ベースハモらないかしら。って、どの曲でハモるんだい。

と此処で一部メンバーハケる。残るはカズ、卓郎、マツ、栄純・・・便宜上”黒組”。
菅(原)さんと菅(波)さん。集めたのも菅さんだったよね、確か。
ややこしい。。。
紅白じゃなく白黒はっこく・・・健康に良さそう、とは卓郎。
A MAN OF MICHINOKUではないのか。
A MAN OF MICHINOKUでARABAKI出た時に「これはいいものだ」と感じたそうだ。
黒組1曲目は「Vampire Girl」。
ややゆるめ。(恐らく黒白どちらもちょっとテンポ緩めてたんじゃないかと思われ)
オリジナル踏襲しつつもマツ感が全開である。こうなるのか、面白い。
2番Aメロは歌いきって「にゃー!」じゃなく「なー!」ってなってる。
カズの動きが光舟っぽい。
雪が降るようなシンバル、ギターで繋がる、次は何だ?
「罠」だ!
愛の泥沼のような「罠」である。

入れ替わって白組。
大事な事は卓郎が全部話した。心が白い”白組”。
THE BACK HORNでも喋らない光舟&山田。黒いところのドラムはよく喋る。
あくまでも喋らない白いギター(衣装は黒)。
「好みの問題だよね」「色々あるんでしょ」とフォロー。優しいな。
差し入れする時は白いシャツを、と言われていたが果たして。
カズ見てたら「下手重たいな」と。それで髪切ったん?みたいな事を言われる光舟。流石にカズは丸刈りにしないと思う。
山さんはリバースヘッドのストラト持ってる。
先ずは「The Revolutionary」。
歌だけじゃなくギターも山田&滝でハモってるよ!山さんパートのギターの音は滝ちゃんの監修入ったんだろうか。
ギターとドラムでめためた9mmなんだけど、それでもうねるベース。
そして「戦う君よ」。
ギターの音完コピやん。すげえ。
もしいきなり此れを音だけ聴かされても「あれ、コーラスの声が違う」と思ってしまうだろう。ギターが栄純ではない事に気づかないかも、だ。
こーやって聴くとちーちゃんのシンバルの音ってスーッとしてるような。
あんまり手数ばりばり叩き込む感じじゃないんだ・・・と思ったらシンバルが多いような。気のせい?
太鼓はさらっと増えてるくらい。
バカスカドコドコやんないかしら、と思っていたがTHE BACK HORNの曲にはそこまで要らないのかもしれない。

再び白黒。
登場してイェイイェイ!ってやってる栄純と滝が可愛い、栄純めっちゃいい笑顔。マツもな。
白組でテンション上がった栄純。黒組から受け継いだテンション、と山さん。
ボーカル2人がマンミチの説明してる後ろで栄純が楽しそうにマツか誰かに話をしているような。
マンミチとそれ以外、と決めた訳じゃなく、じゃんけんで決めたらこの組み合わせになったとか。すごい縁である。
似てるというより近い9mmとバックホーン(by卓郎)
栄純がインフルエンザの時は滝が入ったし、滝が出られない時は栄純の恩返し。
親戚同士の助け合い、だそうだ。
従兄弟感あるよなぁ。
ARABAKI、開催出来たらいいなぁ。東北の人観てー!ていうかワテも観たい。
そして「刃」。
これは8人でやると楽しいな。迫力あるな。
高らかな滝のギターがお祭り感増し増しにしてる。
最後は「Black Market Blues」。
ベースハモったかね。
ドラム叩き分けあるぞ面白い、とか考えてるうちに滝のたっかいジャンプが炸裂しているのが見える。
よく対バンイベントの対バンでやってたと思うが、自由度の高い曲だなー。

こーれ保存版欲しい。CDでもDVDでも配信でもいいから。追いサポートするから。
こんなに一夜限りなのが惜しいのは怒髪天の「愛されて四半世紀」以来かもしれない。
それが叶わないなら、THE BACK HORNと9mmでスプリットEP出すとか。ほんでお互いの曲カバーすると見せて今回の白黒で。

さて2日目はどうなるのだろう。