社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

幽山鬼談

今朝「すまたん」観てたら、先日読んだ「怪談怨霊館」のCocoさんが携わっているお化け屋敷が紹介されていた。
めっちゃ怖いCocoさんのお手本を「凄い!怖い!」ってキラキラした目で見つめる赤い女達を放送して大丈夫か。
記念写真撮れるらしいですよ。

「幽山鬼談」(戸神重明/竹書房怪談文庫)読んだ。

群馬の人!と思っていたが、山の人でもいらっしゃるのだなぁ。
あとがきで安曇潤平さんの話をされているが、安曇さんとはまた違う山の怪談である。
だからこそ良い。
御巣鷹の尾根の命名の話は存じ上げなかった。
個人的には道連れにしようとしたとか何物かが引き寄せたというよりは、「まだ帰れないんだ」「気づいてくれ」って事なんじゃないだろうか・・・と思った。
あまりに無念過ぎる。
山神様の日は山に入っちゃ駄目、という話は伝承的な話として読んだ事があるが、昭和にもまだまだあったんだな。

其の他気になった話等。
・山の病院
怪異スポットに”何方か”がいらっしゃるとして、いちいちマナーもなってないような輩に騒がれて大変だろうなぁと思ってしまった。
「こんな悪い子らとつるんだらあかんで」って事だったりして。
・嫌われ者
走り屋がどうしても行けない山の話。
知らない間に何かやらかしてはったんやろか・・・。
・神社の御神木
気づかない所で何か悪いモノが出来ていて、治してくれはったんやろか。
しかし御神木も大変である。
スピな人達めっちゃ触っていくやん、此の話の人達は真っ当なんだろうけど色んな意味できったない人らに触れられてパワークレクレされてるんだろうなぁ、と。

どうでもいいニュース:
よく廃病院行った話あるけど、注射器とか色々落ちてるやん?
怪異に関わらずやばない?