社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

THE BACK HORN「マニアックヘブン Vol.15」 at GORILLA HALL OSAKA

自分にとって2023年ライブ初めである。
光舟仰る所の「マニヘブ in ゴリホ(圧縮)」。
今年25周年のTHE BACK HORNの幕開けで、自分のライブ初めが出来るのは大変光栄である。
しかし住之江公園遠い・・・。
友人が道に迷ったらしいので覚悟して行った、確かにちょっと解りにくい。
ゴルフ打ちっぱなしのとこの駐車場の角を曲がれば良い。
曲がる辺り、進行方向にある建物のとこにちょっとゴリラホールのロゴが貼ってある。

先行物販後に時間あるから競艇デビューしよっかな☆〜(ゝ。∂)一駅隣のお洒落カフェ行こっかな☆〜(ゝ。∂)
と言いつつ日和ってファミレスで苺パフェ食う。

陽が少し陰ってくると、ゴリラが光り出すようだ。

マスコットのマニアッ君と撮ると何事にも驚いているようで、新鮮に生きてんだなーと思う。
本物のマニアッ君は元気いっぱいである。かわいい。

逆Uの字にもなってた。

2階の柵のとこから観た。
1階、2階両方にドリンクバーあるけど2階は本格的なバーらしくてペットボトルは無し、ジュースはガチなやつだった。
開演20分前くらいに清水音泉の田口さんが出てきてマスク着用していたら声出しOK、バックホーンは人気者で人がいっぱい入ってるのでお互い気を付けて等の注意があった。
確かにええ感じに埋まっている。
そしてマニアッ君、ゴリラホール社長&ゴリラが登場。
写真OKとの事なので撮ったやつ↓

社長はKiUの方、だから2階でKiUの販売してるのか。
そしてゴリラホール最初のワンマン開催が今日なのだそうだ。
言われてみれば確かに対バンイベント多かったな。

セトリ気になるやついる?
いねぇよなあ!?
ツアー最終日だぞ。
以下、思い出した都度だらだら書いていく。

珍しく同期あんまり無かった、全くではなかったと思うが。
程よくマニぃ、そして東名阪の何処かで声出し可能になるのを見越したのか?と思える位のセトリだった。
フーッ!オオッ!という声が上がる、全力で心の声が漏れるの、いいな、やっぱり。
あほほど叫ぶ奴居らんで少し安心する。
名前呼びも少し。
「まつださ〜ん」とよわよわ聞こえるの、ほのぼのして良き。
栄純がちょっと控えめだったような、あんまり暴れない。
マニヘブだもんな、其れに此処んとこ最近、実はそんなに動き回ってなかったかも、と後で思う。
一つ一つ確かめるように、音の流れに音を置いていくようなギターは健在である。
今回は特にドラムめっちゃ観てた気がする。
ああ動くのか・・・でも実際は観て認識する以上に動いて音が鳴ってるんだろうな。
むずかしいことはよくわからないけど、やっぱり物凄い独特なドラムなんだろうなぁ、マツは。
「コンクリートに咲く花」がマニヘブ感あるなぁ・・・としみじみ。あと「夜更けの囁き」感も。

前半のMCでマツが「一喜一憂して下さい」・・・!?
言いたい事は解る。ライブで”喜”だけど、憂いのある曲もあるよね。
後半のMCコーナーで光舟が「グッとくるという事だよね」「・・・天然?」等とマツをいじりながらフォロー入れる。
ツッコミは容赦ないがお優しい。
多分言葉の感覚も独特なんだろうと思うよ、マツは。
今日の栄純、めっちゃ喋ってたそうだ。
光舟が待ち合わせ場所に近づいた時未だイヤホンしてるのに話し掛けてきた位、そして楽屋でもずっと喋っててマイクチェックの時に声が枯れていたとか。
栄純曰く「自分との対話ばっかり」だったらしい、客席観ながら「人間っていいな」と。
栄純の話を相槌打ちながら程よく聴くボランティアしたいと思った。
そして山カン社長にMCが振られる。
光舟から「給料上げろ」とか言われる。兄さん、山カン社員だったのか・・・?
アクスタについては社長めっちゃ頑張ったらしい。
写真を選びに選び、光舟の写真について「足が欠けちゃ駄目だ!」と。
栄純「光舟の股下を甘く見るんじゃねえ!」
マツは青い写真で「一人だけアクリルじゃない」そうだが、此の場合の”アクリル”は無色透明さではなく素材を指すからマツもみんなアクリルだと思うぞ。
アクスタについては社長直直にエゴサしてるらしくて「ケーキと並べるんでしょ?」と。
お客さんから反応があって「何と撮った?」と言われて「からあげ!」というのがバックホーンらしい。
雑談過ぎてMCと呼べない・・・とは言うものの、客が観たいのは激しいライブの合間に咲くゆるいトークである。

尚、ツアー最終日という事で25周年に向けて発表があるかな?と思っていたが「無い」との事。
えーっ!
今日声出しOKで良かったと思った瞬間である。
「しゃあんめえ」と言ってたとかどうとか。

そんなこんなでアツかったりしっとりしたりマニかったりしたライブである。
「一つの光」だったか、曲の途中で見失いつつも、ギター・ベース其の儘続けながら又さらっと戻っていく。
プロすごい。

アンコールだが前3人がいつもの位置に・・・と山さんがマイクの先を軽く見上げて「スタンドが高い」という素振り。
光舟までやってるけど、背高いじゃんよ。
からの満を持してマツが登場して「天気予報」。
山さん、めっちゃ力一杯叩いている。
元々力一杯だけど、すげえ鳴ってるぞ。エモい!
其れを受けたか、マツも一層エモかった。止まない雨が見えた。
後で山さん、「スティック折っちゃった・・・」って、「調子乗ってる」というツッコミ含めて何だかかわいらしい。
マツ「ドラマーであんまり折れないよ」
そうなん?
「上海狂騒曲」では一緒に「せえので駆け抜け」た(合唱した)、そして「さらば、あの日」で締め括った。

こういう御時勢だし何があるか解らないし気を付けていても流行りのアレ貰っちゃって行けなくなるかもしれない。
今年THE BACK HORNを生で観られるだろうか、抑もライブに行けるのか・・・と心配していたが(だから変な夢見るんだよ!)、無事行って思う存分楽しんで来られて良かった。
友人達にはあまり会って話が出来なかったけど・・・またお会い出来ますように、いや会おう。

※2023/02/13 追記
鈴木さんの愛情溢れる公式ライブレポによれば
spice.eplus.jp
ゴリラが店長なのだそうだ。
文章も写真もええなー。読みながら余韻に浸る。