広告しか出ないブログを見た。
正確にはスマホでトップページ又は記事一覧を開くと、上から下から真ん中から広告でどんな記事があるのか分かりづらい、という。
「超怖い物件」（平山夢明、宇佐美まこと他／講談社文庫）読んだ。
超怖い物件たくさんありますよ、とどストレートなタイトルのアンソロジー。
小説現代でやってたホラー特集の書籍化だと思われるが、其の後というか最新号にも掲載あったのか。
どーやら最新号は特集ではなく芦花公園「終の棲家」が掲載された模様、物件というかお屋敷の話ですな。
あと糸柳寿昭「やなぎっ記」がタイトル変更されてる。
「あつまれ 怪談の日記」も好きだったんだけどな。
他にも微妙に加筆修正があったりするのかもしれない。
あほの子なので小説現代読んだ時の内容をがっつり忘れている、だがほぼ新作として楽しく読めたのでヨシ！
気になった話等。ネタバレあるかも。
・氷室／宇佐美まこと
小説現代で読んだ時は「ふーん」だった箇所、今回読み返して「ああそういう事か」と気づいた。
・やなぎっ記／糸柳寿昭
日記仕立ての怪談・ホラーはよくあるけど（メールの文字化けもか）、からっとしていてさり気ない分すーっと冷える。
また餃子食べたくなってきたやんか。
前も餃子の話してたけどさ。
・トガハラミ／郷内心瞳
拝み屋でも実話怪談でもない、めためたホラー。
咀嚼音が甘美、エモい。
グロ注意ではある。
郷内さんはこちら方面、完全フィクションにシフトしはるんやと思ってた。
其れは其れで他にも読みたい。
・るろるいの家／平山夢明
澤村さんっぽいようで、平山さん。
Ｋちゃん家に纏わる話とか、最後の胸糞がいいんだか悪いんだかなとことか。
「比嘉姉妹シリーズ」を思い出したからかもしれない。
・笛を吹く家／澤村伊智
平山さんっぽいようで、澤村さん。
単純に最後に「倅解体」を思い出したからかもしれない。
息子が駄々こねるとこは読み返すとなかなかにきっついもんがある。
