社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

怪談聖 とこよかいわ

今年に入ってニュース見てメンタルやられ気味だったが、選挙戦始まって一層酷くなった。
もう触れたくないもん、あまりに酷すぎて。
昔は「公約素晴らしすぎてほんまに実現するんかいな」って感じだったが、今回公約からして酷すぎるし、一体選挙を何だと思ってんだ。
日本愛酢党をマシだと思える日が来るとは。。。
令和に「サイキック青年団」が無いのが悔やまれる。違う意味でヘヴィそうだが。

「怪談聖 とこよかいわ」(糸柳寿昭/竹書房怪談文庫)読んだ。

会話のパターンが増えて、バラエティ豊かになった。
叙述トリック的なパターンも。
「お祓いしてた平屋」から続く話が不気味。

印象に残った話等。
・「これ守れよ」
残りはこういう注意がまだ確立されてないのだろうか。
・「路地にて」
怪談蒐集の人が食いつくような現象も、近所に住んでる人には日常なんでしょうなぁ。
・「滅びの道へ」
確かに「もっとも」ではあるな。
こういう話、地下だとわんさかありそうな気が。
・「居場所がない」
死んでも誰かに説教したくて、そして死んでも居場所がない。
・「優しいサプリ」
心霊関係に効く漢方、体質に合わなかったらやばそう。。。
調合したサプリ配るのって、もしかして配り歩く事で本人へのアレコレを緩和させようって魂胆じゃないだろうな・・・?

ところで、縁切り神社の話は変にネタにして大丈夫なんだろうか。
某有名なとこだとしたら、後ろ向きな縁切りではなく前向きな縁切りであれば・・・という話を見た事がある。
あと某トレパク冤罪の件で知ったんだが、お祓いをする前に神社の方ときちんと話をしてどういうお祓いをするかを決めるのだそうだ。
(其れでも変な奴わらわら出てきたけど・・・落ち着いてきたとはいえ、まだ収束しそうにないし)
あんまり怖い怖いって騒ぐと、逆に神様に怒られやしないか?と気になっていたら、「とこよかいわ」にも。
安易にお参りする所ではないと思う。そういう気持ちも観られてるのかもよ。
怪談にそんなん言うのも野暮だが。