社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

live music club PADOMA 杮落とし公演ー正気のコケラで無い、と at 神戸PADOMA

いよいよである。

この黒板の看板が健在なん、嬉しい。
お花が沢山届いていて、果たして自分はライブハウスに来たのか?森カフェに来たのか?という気持ちになる。
写真は其の一部。神戸サウナもあったような。




再入場スタンプが可愛い、タツーみたい。
見苦しい手の甲ですまぬ。

(何故か帰宅すると右腕に此のスタンプが付いてて、しかも何故かそっちが翌日まで残ってるという。其れは其れで可愛い)
客席は縦長でステージは少し小さ目に見えた、キャパはARTHOUSEとあんまり変わらないのだろうかどうなんだろうか、ちょっと其処らへんは解らない。
開演前SEの時はそうでもなかったけど、いざライブ始まると低音つよつよ。
脚からお腹からどーん!で最初驚いたけど、此れが楽しくて。
ライブでお馴染みの曲も新鮮に聴ける。
9/2のプレオープンも観たかった。

folca

プレオープンから2回目の「PADOMAお兄さん」登場である。
「Passage」から激アゲである。
そして「海景」。
今更やけどfolcaって常に前を向いている、見つめているバンドやってんな。
そんなバンドから「海景」が贈られるのだ、PADOMAに。
今迄セトリ見て気になっていた「大学芋(仮)」も聴けた。
(実は新曲として以前聴いてたのかもしれないが・・・)
濃密な甘さは確かに大学芋なのかもしれない。
あ、アルカラのカバーやるんや!と思ったらめっちゃレゲエな「チクショー」だった。
意外、お洒落な「チクショー」良いな。
「客席を昇平さんに見せたい」と仰っていたが、多分今日のfolca観てたら分かるんちゃうかな。
めっちゃいい笑顔で演ってはったで。

アルカラ

サウンドチェックから其の儘スタート。
「スーツ姿の魔法使い」が聴けるとは思わなんだ。
「ARTHOUSEという過去に戻りますか?」で「首を横に振る」という事だそうだ。
「開脚宣言」はARTHOUSEを踏み台に新しい一歩へ。
PADOMAの新しいスタートを祝い、PADOMAもアルカラもfolcaも観に来てるバンドマンも客もみんな、こんな時代やけどみんなで頑張って行こな!という宣言するようなライブだったなぁ、と。
勿論「ライブってええな、楽しいな」は全開で溢れている。
其れが一番の開店祝いだと思った。
「チクショー」をレゲエで演られた*1お返しではないだろうけど、さり気なく「vision」織り込んだりするのが流石パイセン!である。

ふと見たらずーっと顎マスクで観てる人が。。。
くそほど蒸し暑いので気持ちは分からなくはないが、ずーっと、はちょっと・・・飲みながら観ててつい見入っちゃった、でもなく。
ハコの中は屋外ではないし、まだちょっと早くないかね。。。
一度気になりだすと落ち着かないので、アルカラの後半は下がって後ろのプロジェクターの所で見ていた。

アンコール

女装セット忘れたそうで本編そのままの稲村登場。
SSGHは爲川に交代。後ろで観てはったんでプロレス入場である。
そして昇平さん、観に来ていたOUTASIGHTのメンバーもプロレス入場。
「置いてきたのに」と仰いつつ、OUTASIGHTの「Crossroad」を。
ベース弾くのは久しぶりなのだそうである。
でもブランクはあんまり感じさせない。すごい!
其其の人の人生があって、でもまたこうやって再会して音鳴らせて、其れを客として観られるって何てみんな幸せな事だろう。
そして昇平さんからの挨拶。
去年東京でアルカラ@Zepp、9mm(サポート爲川)@ビルボードのライブを観て「ええなあ」と思った数日後にARTHOUSE閉店の話が持ち上がったそうだ。
彼らのライブ観てなかったら続けようとは思わなかったかも、との事。
観ててくださってよかった。
ライブハウスが続いていくのも人の縁なんだなぁ。
いずれは復活するだろうと思っていたけれどARTHOUSE閉店前に新しいお店の告知が出来るくらい早かった、そういうのも縁だったんだろうな。
店主もハコもめっちゃ愛されてる。ラヴやで。

めっちゃアツかったんはライブの所為だけど、ステージ上めたくそ暑いらしい。
MC聴いてて客席で埋もれてて、WYNTERLAND思い出した。
ステージ用の空調が増えますように。
楽屋も無いらしいので増えますように。本番中は後ろで観てはったっぽいけども。
客席ももうちょっと涼しくなったらええなあ。

そういえば神戸のライブハウス(イベントスペース)で閉店のお知らせ出たとこがあった。
そちらも良い場所が見つかって再開出来ますように。

*1:MCではジャズ言うてはったけど