社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

folca NEW EP "uneksia" レコ発 グーチョキパー Days TOUR folca presents. "Owl Night Club” at 神戸 live music club PADOMA

昨夜、光舟配信を流してたら夜更かししてしまった。
寝付けないなら「夜更けの囁き」聴いたれ、と聴き始めて中途半端に寝落ちした。
翌朝は寒い、というか冷える。風が刺さる。
新幹線止まって遠征の人巻き込まれてたら大変だよなぁと思ったら、滝ちゃんが巻き込まれていた。
残念ながらサポートギターは2人共神戸である。
昨日なら名古屋でライブしてはったのに。

其処ら辺を演者がうろうろしてたり話してはったり客に混じってたり喋ってはったりするんを見てるのは楽しい。
しかし物販に居てはるんは未だに慣れない、びびる。
(とはいえ何故かロックスターとは比較的普通に話出来るのが不思議)

ホロ

folcaの後輩にあたるバンドだそうである。
でも音のかっこよさは引けを取らない、つよつよである。
ARTHOUSEでLINE法度の爲川を観て以来、憧れて音楽、ホロというバンドを始めたそうだ。
なんかわかる、曲にそういう血が流れてる。
「Strain」のカバーやってはったけど、バンドが違う+キーも違う、だと不思議な感じがある。新たな魅力が見えるというか。
ドラムがっつり観てたんだが、動きが柔らかい。時には大きく華やかに。
folcaは「先輩」という感じの先輩なのだそうだ。
「後輩もかっこええやろ」って、確かに。全然知らないで観てたら先輩後輩だなんて判らない。
バンドは途中お休みしてはってんな。
爲川にもホロやれ、ギターおらんかったら俺が弾くと言われたそうだ。先輩かっこいい。
そしてホロを再開して欲しくて、マネージャーになった方と結婚しはったそうだ。
更に来年の5/6(ホロの日)に子供が産まれる予定だが、未だプロポーズをしていないので、今からさせて欲しい、との事。
仲間や客に見守る中、一番かっこいいステージの上でって、バンドマンとして最良のプロポーズなんじゃ。
人様のプロポーズ観る事になるとは。
ドラマかよ、TBS系列火曜22時枠の。
ええもん観たわ。ハッピーいっぱいお裾分けしていただいた。
此れからもお幸せに、というか幸せになる以外にないでしょ

THE BLONDIE PLASTIC WAGON

兎に角カッコいい。
どストレートだけどヨコノリっぽくもあり、何より3人以上の音がする。
エレピっぽい音もしてましたよね!?
明るいモーサムっぽいと思ってよく見たらギターが赤ムスタングで妙に納得する(違)。
ほぼMC無しだったような。気のせいだろうか。
一気に駆け抜けるようなライブだった。
1999年結成、芸歴長いんだな。
なのでこちらはfolcaの先輩。
なんか一瞬で駆け抜けていった感じ、もうちょっとライブ観たーい!

HERE

今年頭は体調不良、10月は帰りの足の問題で泣く泣く断念したHERE、今年の最後の最後にやっと観られたよー!
半分以上インビシやん!なレアなHERE(なので冬だが物販のおみかん無し)。
そんなん観られる日が来るとは・・・ッ!
気のせいか普段よりベースが重い。新鮮!
1曲目にグーを煽り、2曲目にチョキを煽る。
パーは?と思ったら少し曲を挟んで「LET'S GO CRAZY」で回収。流石。
ギターの音の粒子で空間がみつしりと埋まる感じ。
武田ソロに何かトレモロみたいなんふるふる掛かってたな。
「俺こそギターヒーローだッ!観ろ!」なソロを観まくりたかった気がする。
そういうのはワンマン観に行けっつう話ですな。
はい。
レギュラーグリップでごりごり速いドラム叩いていくマーシー凄い、と素人は思った。
ブロンディーの先輩に「男は浮気するんだから〜」と言わされるロックスター。
曲と離乳食を作る日々のロックスターに何を言わせてんだろうか(笑)。
子育て真っ只中だから何かあったら聞いて!との事。心強そう。
今日物販でCDやっと買えた体たらくなんで新曲はライブで初聴きするぜ!
「風に吹かれてる場合じゃない」がポップめだったんで次はどうなるんだろう・・・と思っていたが、ギターえぐえぐで安心する。

folca

サウンドチェック中に「土壇場でLET IT GO」やってたのは気のせいだろうか。幻を聴いたか。
神戸出身、日本のロックバンドfolcaです!と宣言してスタート。
「In The Night」で始めて、新譜「uneksia」の曲を。
「uneksia」は色んな色・形の曲が集められているようだ。
既にライブで演ってる曲もあるが、ライブで初聴きって、幸せな事である。
文字通り夢のようだ。
プログレッシブというかギターハモってる曲とかめためたかっこいい。
流石に御本人達も難しいと仰る、でもライブで毎回やって欲しい位かっこいい。
ああいうのを生で観られるのもライブの醍醐味だ。
(単純に自分が好きなだけだろうとは思う・・・いやみんな大好きだってば)
篠原先輩は「男は浮気するもんや」、ロックスターは「最新の知識が頭に詰まってるから何でも聞いて」、そしてfolcaは「今、女が浮気する歌歌った」
・・・って、今年の頭に尾形回帰太郎誕生を喜びまくったバンドのMCとは思えない。
まァ敢えて酷い幼名付けて厄除けみたいなもん・・・なのかな。
アンコールは割と直ぐに。
爲川says「LINE法度はそんなバンドじゃない、勝手に影響受けてるだけ」「folcaはみんなに影響与えてる」
そんなぁ御謙遜を。
「Strain」の冒頭のドラム叩けたら楽しいだろうな、ギターについては考えるのを止めた。

最後めっちゃ投げてはる?と思ったらピック飛んでたようである。
付近の方が拾ってはったから終演後写真撮って撮らせていただい・・・てたら現物頂いてしまった。

ありがとうございました。大事にとっとく。
削れ感にライブのアツさを感じる。

4バンド全部めっちゃ良かった。
全部何れも全部めっちゃめたくそばりかっこ良かった、というのは体と心が落ち着く間がないけど幸せな事である。
なんか今日のライブは幸せ、ハッピーが沢山ありますな。
どのバンドにも。
楽しいライブはいっぱいあるけど、此処まで「あー幸せだー」ってライブは・・・あるか。
でもちょっと違う感じの幸せ。
先輩後輩関係がMCから透けて見えるのも此れ又楽し。
ドラムめっちゃ観がち、人それぞれだけど手首の柔軟性大事なんかなー、と思った。
ギターも同じく。