社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

山怪 弐

今日はお稽古だがなんもしとらん!
と思ったら大雨警報の為お休み。
仕方がないのでおそうめん茹でて食べて、ミシン引っ張り出してがしゃどくろマスク縫ってた。

「山怪 弐 山人が語る不思議な話」(田中康弘/ヤマケイ文庫)読んだ。

東北から関東、中部、近畿と経由して中国、四国へ。
ナニモノかに呼ばれたり、神様の孫と狐の攻防戦があったり、朝型の座敷童がいらっしゃったりする。
前作よりは怪談ぽい話が多いような。
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何らかの怪異があった場合、怖がらず無視する、或いは察知して即行動するのが良いようである。
山に入る時は音や気配等に敏感でなければならないようだ。
敬う気持ちを持ちつつも、堂々と。堂々すぎちゃいかんのでしょうけども。
名神高速の音の話が出てくるのでそこそこ最近の話もあるが、山々が開かれていくの、どうなんだろう。
座敷童が居づらくなってしまうようなの、人間にとっても居心地よいもんなんだろうか。
中国・四国の話を読んでいて、或る程度は残り続けるのかな、と思ったりした。まだまだ山の怪も居続けられるのかな、と。

野生動物が助け合う?という話もある。
もしかしたら山が山に人間というモノについて説明してたりして?
(と書きかけていたが、どの話読んでてそう思ったんだっけか)

天川村の遭難の話、もしかして「山岳遭難の教訓」にあった方なのでは。