お茶っ葉残り少ないからと全部急須に入れたら、実際には普段の2倍くらいあったみたいで異様に濃い玉露を飲む羽目に。
此れは此れで美味しいが、はてさて。
「茨城怪談」(影絵草子/竹書房怪談文庫)読んだ。
「呪物怪談」でメンタル殺ったくさいので、迎え酒ならぬ、“迎え怪談”的に読んだ。竹書房怪談文庫なのに表紙があんまり怖くない!牛久大仏が有難い!
”迎え怪談”には丁度良かったのかもしれない。
読んだ事ありそうで無いような癖のある話が・・・流石茨城。
独自の風習があるのだろうか、と思った。
或いは、著者がそういう風習に”引き”がお有りなのかもしれない。
(とすると続編が気になる所である・・・)
そういう話が多いような。
1つ、読んだ時は「ふーん」だったけど此のエントリ書くにあたり読み返して一気に怖くなった話が。敢えて触れない。
茨城といえば!なヤンキー話も。
袋田の滝も色々あるんや。滝は多いよね。
「筑波山の龍神」「小豆洗いの怪」みたいな、ほのぼの話も。
筑波山の近くはタクシーで通った事がある(運ちゃんが「筑波山の梅が綺麗」と教えてくれた時に「ほえ~」っと窓の外を眺めた記憶が)、残念ながら龍神様にはお目にかかれなかった。
通りすがりだったし、「此れが筑波山かぁ」と眺める余裕はあっても空を見上げる余裕は無かったもんなぁ。
用事は無事済んだ上に思わぬ再会(?)があったので、お導きみたいなものはあったのかもしれない。
其の他気になった話等。
・牛久沼の河童
著者の最後の一言、其の発想は無かった・・・。
どざえもんを引き上げて懇ろに供養すると大漁、みたいな話はありますけども。
・さがす夢
厭なループ・・・身代わり立てても逃れられなかった、という事か。
不条理なのが怖い。
・つぶれた鈴
確かに此れは厭な顔しはるやろなぁ・・・。
しかし何でまた。何か由縁あるんかな。
しかし世の若者はそんなにガチ肝試ししに行くもんなのかねぇ。
茨城ヤンキーのトレンド、でもないと思う。他でも心霊スポットに行きたがる若者の話は多い。
どうでもいいニュース:
「茨城」を「いばらき」と読むのは正社員時代の会社で叩き込まれました。
出身者が居てはったん。