社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

山怪 参

ラジオで「お焚き上げ」コーナーみたいなんやってて、「色々惜しかったり残念だったりするメッセージを明るくお焚き上げしようず」てな企画だと思ってたら、ほんとに燃やすテイだったんですな。
「角ハンガーの洗濯ばさみ壊れて悲しい」とメッセージ送ったら角ハンガーがお焚き上げされた(ラジオ上)。
モヤモヤをお焚き上げして欲しかったら、「モヤモヤをお焚き上げしてください」とすべきだったらしい。

「山怪 参」(田中康弘/ヤマケイ文庫)読んだ。

不思議・怪異はあるのが”ふつう”として語られる。
怪異のお陰で結婚しはった方の話もある。
狸の化かし具合や怪異の解釈も地域によって違うんだな。
狐に化かされる前に驚かせた人の話もあった。
他の本では狐驚かせて一矢報いた・・・と思ったら仕返しされた話を読んだ事がある。
「山怪 参」収録の驚かせた人は大丈夫だったんかな。
怪異に遭遇した時の対処は色々あるけど「私には何も出来ません」って言う、というのは堂本の剛さんか誰かも話していたような記憶が。
其れにしても、墓場から亡くなった人出てきたらびっくりだよな・・・怖い。知ってる人でもめたくそ怖い。

山の中で迷う方の話も幾つか収録されているが、原っぱでもそうなる事あるんだ・・・。

「山怪」シリーズも新コロの影響を受けているそうである。
現地で取材・話を聞く事に意味があるんでしょうし、重重取れる限りの対策を取っていても「他所のナンバーだ」と警戒されてしまう。
(いつになったら落ち着くんだろう)
山怪備忘録のグルメの話が面白かったので、番外編でグルメシリーズとか、どうだろう。