社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

文庫版 塗仏の宴 宴の支度

頭が緩く痛むが、朝ミスドをキメて散歩&買い物行けたんでヨシ!

「塗仏の宴 宴の支度」(京極夏彦講談社文庫)読んだ。

文庫版出た時に読んでたけど、あまりに夢中になって速度上げて読み過ぎて頭から抜けている・・・ので再読。
「鵼の碑」読んだ時に、ふと思い出して。

百鬼夜行シリーズの主な登場人物其其が其其に遭遇した話。
村が消えたり自殺未遂を助けた男が自殺しようとしたり厄介そうな相談受けたり謎の団体に追われたり・・・なんか色色と。
謎の団体も謎の男もわんさか出てくる。
童乩も出てきてたのか。
あちらでは親切そうだがこちらではカルト宗教みたいな事してる・・・一体。
全ては韮山へ・・・?
何が正しいのか?
騙しているのは誰だ?自分?お前は誰だ?
意志とは?自由意思はあるのか?
自分の意思で選択したと思っているが、違うのかもしれない・・・う、胡乱な。
京極堂と榎さんが登場してほっとしたよ・・・と言ってる場合でもない。関口が。

いやーどうしよう、支度と始末の間に「三体」読む心算だったけど、其れ処じゃない。
三連休潰して早く始末読まなきゃだ。

ところで百鬼夜行シリーズ自体、塗仏から“変わった”感じがするのは何故だろう。
濃密さが変わったというか。
塗仏が濃過ぎて、其れ以降もめっちゃ濃いのに感覚が麻痺してしまっているのだろうか。

どうでもいいニュース:
富士吉田!
(文庫版が出て読んだ時点でまだフジ聴いてなかったもんね・・・)
三島の友人だったら「あああの辺ね」とか分かっちゃいそうである。