「秋田怪談」(鶴乃大助、卯ちり、戦狐/竹書房怪談文庫)読んだ。
秋田といえば高橋優、ナマハゲの印象がある。作中でナマハゲの起源について触れられているが、そういえば神様なのか?鬼なのか?と深く考えた事はなかった。
其の他気になった話等。
・雄物川沿いにて
龍がいらっしゃった話。
水洗式になってお手洗いが清潔になったから戻ってきはったとか・・・とちょっと思った。
「御不浄」だから水洗式でもあんまり変わらないか。。。
・不審人物
平成のはじめの話とはびつくり。
割と最近なような(其れでも30年くらい前になるのか)、着物で生活しはりたかってんなぁ。
・茶園守りの与次郎と神狐アグリコ
有難い狐の話。
とっ捕まえようとした人間を懲らしめるんじゃなく尊い気持ちにさせるとは凄い。
そういえば此の本には生き物や妖怪(と呼ばれる系の存在)の話が多いが特に狐の話多い。
秋田に沢山おるんやろな。
戦狐さんの話も凄い。
因みにこないだナマハゲがそこらへん歩いてはる話見たな、とTwitter検索したらこんな話が。
節分が近いので、いつものやつを引用ポストな。
— 超神ネイガー (@neiger_akita) 2024年1月30日
ナマハゲは鬼ではないので、豆をぶつけても全く効果がないばかりか、相手に物を投げてぶつけるような子どもの場合、ヘタをすると悪い子認定されて山に連れて行かれ小豆と一緒に煮て食われる。
なので、ちゃんと区別しよう。いいね? https://t.co/fZ1RzzmSDs
ナマハゲは鬼ではないという強調に違和感がある。
— 幣束 (@goshuinchou) 2024年1月30日
神でもあり鬼でもある、鬼神である、でいいのではと個人的には思う。