社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

怪談四十九夜 合掌

今だから書くけど、こないだのフジプレvol.180の時、ライブハウスの床見ながら「此処でフロアライブ出来るんかな」って思ったんですよね・・・

「怪談四十九夜 合掌」(黒木あるじ・編著/竹書房怪談文庫)読んだ。

此のシリーズを読むようになった切欠のワッシュさんが御不在だが、朱雀門さん、福澤さんとあれば読むよなぁそりゃあ。
生生しいのと、作り話めいてるのとの違いは何だろ。
作ってもなんでもいいけど、「作り話めいてる」のは其の分何らかのフィルターがあるように感じられる。

気になった話等。
・盛り塩詐欺
盛り塩効かねえぞ!てな話は見た事あるが、こんなん迷惑よなぁ。
人の不幸を面白がる系なのか、自分に降りかかったのを押し付けたかったのか。
前者かな。
・百鬼の偽来迎
こういう怪談として読むと面白いけど、迷惑よなぁ・・・というか何故獄卒らしき人(?)と話付いてるんだろう。
・かぞく
家の記憶なのでは・・・。
不用意に日常をぶった切られたのは家も同じ、取り残された分時間の流れに対応出来にくいのかも知れない。

「怪談四十九夜」シリーズも此れでお終い。
「断末魔」より前のも読んでみよう。

広島怪談(岡利昌/竹書房怪談文庫)も読んだ。
「広島地下の闇」は怪談的な怖さとは違う怖さがある。
もしかしたら広島以外の街にもあるのかもな、こういうの。