社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

北海道怪談

4日からふつーに仕事って、マジか?正気か?

「北海道怪談」(田辺青蛙竹書房怪談文庫)読んだ。

実質的に2022年読み納めだったやつ。
関西の田辺さんが何故?と思ったら円城さんの御出身が北海道だからか。
北海道に纏わる怪談は色んな人が書いていらっしゃるが、また違う風合いである。
北海道開拓の歴史の裏側のような話もあれば、現在の話もあるし、北海道を旅する人が遭遇した話もある。
「内地とは違う闇や影がある」(p.53)のだそうだ。
大阪怪談から繋がる話も、意外な。
北海道は広いので、恐らくまだ此の本に登場しない街の怪談もあるんだろうと思う。
気になる。
留萌とか新篠津村とか中標津とか。
(知ってる地名挙げたらいいと思ってる訳ではない)

気になった話等。
・雪が追う
怖い、得体が知れない。
増子兄弟も追われたんだろうか・・・。
・小砂子
地名に纏わる話。
民話みたい。
・手離れしない
兄貴もそうだったのかも、そんで結局元の持ち主の元へ、とか
・百段階段
藻岩山、「泪ヶ丘に立つ男」じゃなかったっけか。違うか。
札幌中心部から近そうな所で、というのがまた怖い。

どうでもいいニュース:
留萌は友康さん、吉村さん。
新篠津村はHERE・インビシ。
じゃあ中標津もバンドマンの出身地なんだね・・・と思うだろ?
小学校の社会の授業で習ったん。
何故中標津なのかは知らないが。