社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

呪術の日本史

仕事納めですよ。
納まる処か急ぎばかり立て込んで来る、もっと早く「急ぐ」って連絡頂戴よ・・・と思ってたら急に仕事が納まる事に。
まじかよ。

「呪術の日本史」(加門七海・監修/宝島SUGOI文庫)読んだ。

「監修」とは。
「呪術の日本史」というタイトルだけど、「呪術廻戦に学ぶ日本の呪術概論」てな感じ。
なのでガンガンにネタバレしていく。
逆に未読だとちょっと「?」かも。
自分は8巻迄しか読んでない、アニメも第1期迄。
但し時たまネタバレ見てるので何となく分かるかな・・・?という感じ。
「獄門疆」と自分が結構好きだったキャラの最期が出てくるので、文庫化に際してギリギリのとこ迄最新の情報を入れてるのかな?と思ったが、果たして。

初っ端から「なぜ日本は『呪いの国』なのか」である。
穢れの思想を土壌とする日本人の衛生観念の高さが世界的にみて新コロ感染者・死亡者数の割合を低水準とした一因となった一方、医療従事者・感染者への差別もあった。
呪術によって穢れを払ってきた・・・成程。
一見呪術っぽくない行事も呪術と言えるものだったのか。
以降縄文~明治と時代を追いながら呪術の歴史を追ったり、日本の呪術の系統を呪術廻戦のキャラ通じて解説したりする。
戦国武将も呪術を使うには使ってたんだ。
「病が語る日本史」では武家社会では「武力で解決!」という話を見たが、あくまでも病気に関する話であって、戦に関わってくる所にはあったんだな、と。
不老不死(「ちいかわ」でも話題になった人魚の肉食べて・・・のやつ)絡みのニンカンは知らなかった。
加門さんが監修されているので、此処迄はガチだろう、為になった。

但し肝心(?)の「呪術廻戦」の考察は・・・うーん、どうなんだろう。
此処は加門さんじゃないよね。
承認欲求、同調圧力な・・・なんか雑ぅ
東日本大震災やコロナ禍で呪術が復活、とけどどちらかというとSNSの隆盛だと思うな。
呪詛の塊じゃん、特にThreadsは。
よくぞあんなに他人の愚痴や「要らねぇ」っつってるpost、自分のインスタ閲覧内容・post内容と全く違うpostをおすすめして来るもんだ、自分以外もそうらしいんでTwitter以上にThreadsが呪い生み出してるような気がするぞ。
おすすめの内容は非表示もブロックも出来ない。
訳わかんない自己ルール湧いてるみたいだし。
閑話休題
其れより、何故虎杖が主人公なのか?を考察したら良かったのに。
考察自体はあるけど、色々つよつよキャラ出てくる中で何故虎杖が主人公なのか、単純に宿儺の器にする為じゃないだろうし何らかの意味を見出すべきだったんじゃないだろうか。
あと東堂葵の術式はどうなんだ。
其処に何らかの呪術を(無理矢理)見出すとか、謎考察すべきなんではないのか。
虎杖も葵ちゃんも好きなんでちょっと悲しい。

全体的に若干無理矢理なような。。。
ただ逆に言えば「呪術廻戦」は“理”に叶いつつ、かつガチ呪術とは微妙に違うから“悪さ”はしなさそうである。

ところで今更なんだけど、九字切る方向は自分から見て?相手から見て?
図を見ていてふと思った。

どうでもいいニュース:
同じタイトルで別の本が9月に出てたらしい。そちらもちょっと気になる。
(というか同タイトルの本は他にも幾つかあるみたい)