社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

LIVE in the DARK w/大木伸夫(ACIDMAN) at バンドー神戸青少年科学館

プラネタリウムに行って来たよ!
※と、此処にしんじとか色々写真載せてたんだが、検索ノイズになってたから消すよ(2023/10/06 追記)
此の像、「ドキドキ」等の文字が飛び出していて「科学館を観る心の動きが表現されているのだな」と思うのだが、何故「もんもん」・・・?
※此処にも謎の像の写真載せてたけど上記理由で消すよ(2023/10/06 追記)

「星になるまで~ music by ACIDMAN~」を観たいと思っていたが、時間が遅めなのと予約が出来ない(当日現地でチケットを買う)のとでウムウとなっていた。
此れの音楽が大木伸夫弾き語りになるのだと思って行く事にしたが、実際は大木伸夫ライブをプラネタリウム観ながら聴くという感じであった。

・・・其の前に青少年科学館を観るよ!
スタンプラリーやってた。

ポストカードになるのが可愛い、祖母が健在だったら「プラネタリウムで歌聴いてきました」って書いて送ってる。
青少年科学館は未だ「バンド―」が付く前の昭和に観たっきりだと思う。
放電球が無いのが悲しい・・・球の表面撫でて「うわあ電気きたで!」って楽しみたかった。
触る系は此の御時勢無理かな。
と思ったが、「触ってみよう」系は結構あった。
彼方此方に消毒液が置かれている。
声出してみよう系は全部休止。
1階は遊びながら学んでいこう!方式でめっちゃ子供達が遊びまくっている。
2階以上は割とガチな、大人が普通に観ていく感じである。ちょっと空いてる。
お子様だいじょぶかね・・・と思ったが、友人の息子さん*1思い出して「だいじょぶかも」となる。
口からお尻まで通り抜けながら胃腸の機能を学んだり、さくぶんAIで遊んだり、音についての展示で「此の鍵盤何処の何!?だれなの!?」となったりしながら開場時間を待った。
時空ホッパーは大木伸夫にやって欲しかった、銀河まで飛んでくんだよ!?*2
AIやスパコン等最新の展示もありつつ、所所昭和からあったんだろうな・・・な展示があって何だか嬉しい。
Windowsじゃないだろ?な画面表示見たぞ。

さて本編。
自分の席はステージからは離れているもののプラネタリウムを観るには最適な辺り。
ステージから見て投影機の後ろ辺りは客を入れていなかった、ステージが見えないからだろうか。
昨年リニューアルしたそうなので機材は最新型だろう、ただリクライニングが一気に倒れるのは最新型ではないと思われる。
夕焼け空が投影されている。
定刻に大木伸夫登場。全身黒。勿論ハットも。
此のライブの概要や「寝てもいいんですよ、贅沢な眠り」等とMCがあってから、「赤橙」が歌われる。
「赤橙」聴きながら暮れてゆく空を眺める。
「FREE STAR」では怖い位の一面の星空。
一番上の明るい星が北極星なのかな、冬の大三角やオリオン座も見えるような気がする。
高原で星空眺めながら目の前で大木伸夫が弾き語るのを聴くって、何て贅沢なんだろう!
「銀河の街」はこういうとこで聴くのに良いな。元元好きな曲だ。嬉しい。
MCでは「生まれて来た事自体に意味がある」「人はいつか死ぬ」という普段から語られている話。
何で其処ら辺曖昧なのかというと・・・声が気持ち良くてごにょごにょ。
「嘲笑」は初めて知った、ビートたけしの歌。作曲が玉置浩二
(帰ってきてググったら、作詞が北野武名義だった。詞というよりは詩、伸夫が歌うの解るわぁ)
シンプルな、いい歌だな・・・って気づいたら世界が終わっていた。
「世界が終わる夜」で視点がすうっと上がっていって、大地と海の向うに光が見える。
実際に死ぬ時もそんな風に地上からすうっと上がっていって、遠くに光が見えているのだろうか。
ALMA」はアルマ望遠鏡の話を。
曲が出来た頃は数台だったのが、今は66台(だっけな?)に増えていて、ブラックホールを観測した話も。
ブラックホール観測当時は「伸夫大盛り上がりだろうなぁ」と思ったのを思い出した。
アルマ望遠鏡も仲間が増えてよかったな、寂しくないな。
投影されているのは其の沢山のアルマ望遠鏡。空を見上げてアルマ望遠鏡ってのはびつくりである。
最後に「Your Song」で夜が明けていく。
開演時と同じ映像だと思うのだけど、開演時は夕暮れ、「Your Song」では夜明けに見えるのが不思議。
「Pray! Let's praise your fate」は一緒に歌いたかったなぁ。

貴重なライブを観た。良かった。
ただずーっと上観てたからか変な寝方しちゃったからか(言っちゃった・・・)頭がぼんやり痛い。。。

*1:主に理科方面への好奇心・探求心の塊

*2:子供向けである