社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

らも咄

新コロ絡みで「今の若い子が可哀想」ってアレコレ解禁せえ、みたいな流れになってるが。
可哀想な点もあるけど、年寄りが思ってる以上に、若い子らって案外「そういうもん」と割り切って生きてるんじゃないかねぇ。
マスクしんどかったら上手くタイミング見計らってこっそり外してそうだし、制約あるなりにおもろい事やってそうな気が。
「可哀想」なんて年寄りの思い上がりなんでは。
大体、ワシらの時代だって学校行事楽しんでる奴ばっかりじゃなかったんでは。
今だから言うけど、運動会の類はやりたくなかったし、阪神淡路大震災で自分の1つ下の子達は修学旅行がスキーではなくなった、其れがちょっと羨ましかった。
震災で生活・進路が変わった子達に可哀想なんて言う人も無く。
そんな話はどうでもいい。

「らも咄」(中島らも/角川文庫)読んだ。

新作落語というテイの関西人の日常・・・ではない。
ぽんぽんぽーん!だけどおっとりしたとこもある会話。
「このごろのおじいさん」、まさか其処までおじいさん出てくるとは。
「おかるとかん平」はちょっとぞくっとする。
こんなにマイルドな中島らも、あってんな。
って、実家から持って帰って来たやつ。
過去に読んでる筈なのにあんまり覚えてなかった。
何故か「吐かせの岩崎」の「と・も・だ・ち」だけは記憶があって「此処やったんか」ってなった。
此れは厭だ。耐えられなくて吐く。違うもんも吐く。

誰か高座掛けてくれはらへんかな。
まくらが結構たっぷりある、軽いまくら→「らも咄」のまくら→本編、ってなりそう・・・は無いか。

どうでもいいニュース:
らも咄、「牛乳時代」というのあるらしい。