社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

准教授・高槻彰良の推察8 呪いの向こう側

昨晩の自分のTLはアニー&マツのトークライブの話で盛り上がっていた。
名古屋からエクストリーム出勤するかな。。。

「准教授・高槻彰良の推察8 呪いの向こう側」(澤村御影/角川文庫)読んだ。

アキラ先生と尚哉、其其の二人の過去に触れていく巻でもある。
尚哉の方は家を出た事、時間が経過した事、ムギが解決・・・とは行かなくても落ち着くとこに落ち着けるようになってきたのでは。
アキラ先生は・・・どうしようもない気はする。
”もう一人の高槻”を「ハウス!」出来るもんなんだなとちょっとびつくり。
死なせたくない、というのは”もう一人の高槻”も尚哉も意見が合うとこだろうし。
個個の話は二転三転ミステリー。
相変わらずミステリーと怪異のバランスが良い。都合良く怪異持ち出してきたりというのもない。

此の世界、意外と彼方此方に“本物”が居るもんだ。
人間に悪さしないでちゃんと暮らしてる。
でもそういう”本物”ばかりじゃないんだろうな・・・。
異捜の出方も気になる。ついでにライターも。

今更ドラマの話だが、そんなに改変されてないしちゃんと作られてるのに合わなくて脱落したのだった。
此のシリーズに関しては文章から想起される物語の方が好みだったのかも。。。