社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

Zoomデビューした話

遅ればせながら、Zoomデビューした。
アーティスト・作家のイベント、オンラインミーグリ、怪談師さんに怪異を話す、Zoom飲み、オンラインセッション・・・のいずれでもない。
上司との面談である。
こういう御時勢だから、出来る限り面談もZoomでやりましょう、という話である。
上司は会議室にいらっしゃるそうなので、最悪は「申し訳ありません」と会議室に駆け込めば良い、と考えると少し気楽である。
接続出来なかったら教えて頂いたら良いし、失敗してもオンラインミーグリよりは恥ずかしくない(多分)。
「初めてなので」とは予め断りを入れておいた。
参加方法はざっくり確認しておいた。

が。
接続しようとするとなんかアプリ入れろって言われるんですけど・・・しかも1分前だから間に合わない。
URLポチってしてIDとか入れたらいいんだよね?
と焦っていたら、繋がった。
会議の主がOK出したら入れる、みたいな仕組みなのかな。
あわあわしてたけど、喋れた。良かった。
映ってる自分の姿も見られるんだな・・・なんだその簾禿が全力疾走した直後みたいな前髪は。
思ってたより楽勝やん・・・と思ったが、此の後苦戦する。
PCのスピーカーだとあんまり聞こえないのである。
よく見たら上司はイヤホンを使っておられる。マイクも付いてるやつなんだろうか。
リモートでもマスクはするもんなんだなぁ、とちょっと考える。
そんな事考えている場合ではない、聞き取りづらい。
こちらから話す声は無事聞こえているみたいで特に指示は無かった。
丸腰だと聞こえづらいのはZoomのスペシャリストである上司は御存知で、初っ端にボリュームの上げ方を教えてくださった。
そして面談と言っても普段の面談とはちょっと違う。
「最近ぼちぼちですわー」「ちょっと困ってますぅ」みたいな話ではなく、もうちょっと突っ込んだ「君は一体何を考えて仕事をしているのか」「抑もどういった仕事してるの」的な話等。
全く違う部署から来られた上司なので。
お話しながら「そういえばうちの職場って、部署によって同じ会社とは思えないくらい違うんだよなぁ」と思い出す。
色々聞き洩らしたかもしんない、伝えそこなってるかもしんない。
其れがちょっと怖い。
相手の話す顔が見えても「聞き取れない」とこんなにしんどいもんだとは思わなかった。
システム部門から「お前私用でネット使いまくってるやろ、あぁん?一筆書いて貰おうか」と呼び出された時より、疲れた。

あと退出のタイミング難しいな。
「ではー」って席を立って退出、ではない。
退出ボタン押したらいいんだが、ずーっとこっち見守ってくださってる上司に失礼のないように・・・ってどのタイミングでポチったらええねん。
「切りますよぉぉぉ」で切ったが、果たして。

何事も経験である。

そういえば、はてなの人気エントリに「初体験を増やしていきたい」って書いておられるエントリがあったな。
なんとなく思い出しながらウボワァァァと奇声発しながらへたり込んだのであった。
周りに誰も居なくて良かった。