社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

少年の名はジルベール

今週末はもうお盆休みなんだな・・・。

「少年の名はジルベール」(竹宮惠子小学館文庫)読んだ。

少女漫画の伝説、神様のような方の半生記。
此のレベルの方でも、描きたいものと求められるものの差に悩まされるのか、と驚く。
もっと自由で、描きたいモチーフが次から次へと溢れ出て、其れが少女漫画界を拡げていっていたのかと思っていた。
編集が求めるものを描かなきゃいけない、というのが此れほど迄に強かったとは。
苛烈な方だったんだなぁ。。。

描き続けていけたのは増山氏がいらっしゃったからだとは理解する、ただ「どうなんだろう」と。
真っ直ぐで純粋でいらっしゃったが故に、負担になってはらへんかったんやろか・・・とちょっと思ってしまった。