社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

妖怪文藝<巻之壱> モノノケ大合戦

ブログの収益化とか好きにしたらええけど、頼むから絡んで来ないでいただきたい。
今でも時たま「ブログ書いたよ」ツイにイイネしてくる見下し系ブログ指南とか副業がどうたらこうたらとか数字(ゼニ)の事しか呟いてないとか。
Amazon商品紹介貼り付けてるから?
しつこいくらい書いてるけど、あれサムネ用だからな。
勝手にやってろ。存在すら見とうないわ。
しかしあんなに中身うっすうす(多分、見てないから知らん)で書いてる人も楽しくないだろうなーってブログでも収益あるのか。

「妖怪文藝<巻之壱> モノノケ大合戦」(東雅夫・編/小学館文庫)読んだ。

京極先生の対談のとこだけ読んでほったらかしてた。。。
何と勿体ない事を!
豆腐小僧」くらい読んどけ!
稲垣足穂の書く「稲生夜話」めっちゃ面白かった。
稲生物怪録」自体は2バージョンで読んでるんだが、稲垣足穂ver.は身も蓋も無くすっぱすぱ書いてあるから面白い。
で、此れが「荒譚」の一部、続きは今だったら実話怪談風に書かれるんじゃないかというような話。
村上元三「河童将軍」、藤原審爾「妖恋魔譚」はこんなに面白いのに何で買った当時に読んでなかったんだ。。。
民話的な展開。
今江祥智「雪女」はめちゃくちゃラブな話である、悲しい方向に。
児童文学っぽくないのも書いてはってんな。

「巻之弐」以降も気になる・・・。

どうでもいいニュース:
小松先生の「民俗学は一種のノスタルジック装置」はなるほどな、と思った。
いつぞやのヴァナキュラーは民俗学なんだけど個人的に民俗学っぽくないなぁ・・・と思ってたのは”ノスタルジック装置”じゃなかったからかもしれない。