社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

SFといえば

今週のお題「SFといえば」

わー、こんなお題出されたら書いてみたいやん。
でも書きづらい・・・はてなってSFガチ勢の人いっぱい居てはるやん。
冬木糸一さんのブログで知って読みたくなった/実際に読んだ作品いっぱいあるぞ。
少なくとも「シオンズ・フィクション」は此のブログで興味持って衝動買いして読んだ。

自分が感想書いた後で他の方の感想読んで「うええ此処まで考察・分析して書いてねえ!」ってなる。
よそはよそ、うちはうち、と自分に言い聞かせる。
(あほの子の読んだ感想って、作者にはどう思われてるんだろうな。。。)
こんな時に限ってSF読んでない。
なのでどんなん読んできたっけ?を覚えている範囲でがーっと挙げて振り返る。

SF読むようになったのは伊藤計劃虐殺器官」。

インターネッツ掲示板の読書関連に特化したまとめブログ見ていて、よくお勧めされていて興味を持った。
どストライクだった。
其処らへんからハヤカワ文庫の棚見たりするようになって神林長平戦闘妖精・雪風(改)」衝撃受けたのは飛浩隆「象られた力」文字だけ、文章を読むだけで文様が見えてくる、しかも美しい。
「グラン・ヴァカンス」は読んでるだけなのにナニカがぬるぬる入り込んでくる、物凄く気持ち悪いのに其れ以上の快感があって。
読みながら引き込まれる事は多々あるけど、読んでる小説から能動的にぬるぬる来るのは飛さんの作品だけかも、今の所。
円城塔Self-Reference ENGINE」も読むだけで広がってくる世界が美しい、訳わかんないけど

とすると、がっつり読むようになったのは「虐殺器官」読んだ2012年以降か。

・・・と思ったけど、中高生の頃に下地は出来てたのかも。
少女漫画系で恋愛モノは厭・・・となると自ずとSF・ファンタジー系になったのだ。
高河ゆんアーシアン

片山愁の学園便利屋シリーズ(高弘が好きだったので2巻)
星野架名の緑野原学園シリーズジョーカー・シリーズなどなど。
あとは北原文野「きのういたベン」、寿限無「黙示(アポカリプス)1998」とかほんのり覚えている。
で、高校の頃に筒井康隆大学の頃に荒巻圭子「ジェノムズ」(続きは今でも期待している、廃業されたというのは知っていても、だ。どなたか継いでくださらんか)
清水玲子もSFか。何処迄がSFなんだろうな。
ウィングス」「花とゆめ」「アフタヌーン」の影響は大きかった・・・って「花とゆめ」以外は少女漫画なのか。
違うな。

SFの何が良かったのかというと、単純に面白かった。
「象られた力」みたいに、文章だけで沢山の映像にも音にも触れられる。
壮大な物語から

100文字にぎゅっと詰め込んだ物語まで何でもありなとこも好きだ。

そういえば海外SFはあんまり読んでないような・・・全く読んでない訳ではないが。
翻訳された文章が馴染めないんだろうか。
ケン・リュウもののあはれ」は好き。

中高生の頃に中華SF・イスラエルSFに触れていたら、「原語で読めるように!」って外大目指してたかもなぁ。
もしタイムリープ出来るなら、高校1年に戻って図書館でくそほどSF読んで外大行ってたかも。
でも実際そうなると今こうやってブログ書いたりインターネッツまとめで伊藤計劃知って読んだりしてなかったのでは。
じゃああんまり意味ないのかもなー。

どうでもいいニュース:
9mm Parabellum Bullet、特に「Movement」辺りまではSFやんなぁ。
卓郎かちーちゃんがSF好きなんかしらん。