社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

信州怪談 鬼哭編

「信州怪談 鬼哭編」(丸山政也/竹書房怪談文庫)読んだ。

今回も民話的な話がある。民話は良いですね。
良い・・・けど「何その蟲毒」みたいな話が。。。
最近でも民話のような出来事はあるんだろうか。
明治・大正までは普通にありそうだけど、平成・令和となると、どうなのか。
また民話っぽい怪異もいずれ平成・令和っぽくアップデートされるのだろうか。

・花火の夜
ちょっと切ない話。
違和感は無かったんだろうか・・・”無い”ようにしたのかもしれないし受け取る側が違和感なく解釈したのもあるのかもだ。
・回避した者たち
おばあちゃんも必死だったんだな、孫の為に。
実は秘かに”教えて”くれているのかもしれない、気づけるかどうか。
・狢の怪
ワタボウシ!
「ワタボウシ」と言うとふわっとした感じを連想するけど、「深夜の大通りで一面に広がる怪物」とは物騒な。
しかし狢、容赦無いな。。。